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2007年11月10日土曜日

やってはいけないこと? 大失敗編です。

KEIHIN PWK28 キャブレター オーバーホール

先日の走行会でエンジンの始動が困難だった原因が解りました。

pwk28キャブレターオーバーホールセッティングブログの中でキャブレター セットアップ確認の為にオーバーホールをおこなったと書きましたが、単純にコレが原因です。

原因が明らかになったのですが、書くのが恥ずかしいので色を変えて書いておきます。(読みたい人は左クリックで反転させましょう)
オーバーホール時にキャブレターは全てバラし 穴という穴にパーツクリーナーを吹きつけ洗浄しました。このパーツクリーナーが原因だったのです。商品の性格上、パーツクリーナーは冷却効果?も有り 少し長い時間 同じ部分に吹きかけると、それが水分に変わります。コンプレッサーを持っていればエアガンで「シュ~」っと吹きかければ完全に水分を吹き飛ばす事も可能なんでしょうが、残念ながらそのような装備は無い場所での作業、水分が残る事も考えずに分解、洗浄、組み立てが完了。その後エンジンの始動チェックのみ行い作業終了。そして走行会当日その水分がスロー系のどこかの通路にたまりエンジンの始動が困難に!なった訳です。
なのでキャブレターのオーバーホールは必ず圧搾空気を使いましょう。
ガスケットの使い回しもやめましょう。
走行会の準備などいろいろ しっかりやっていたのにこんなオチがあるなんて思いもしませんでした。

ε=(‐ω‐;;)

さらに昔々のお話
FCRキャブレターのセッティング中に濃いタイプのジェットニードルが欲しかった私は耐水ペーパーで削ってジェットニードルの改造を思いつきました。
「うまくいけばセッティング合うかな」とか思いつつ…

結果は皆様のご想像通り濃くて全く使い物にならなかった。
よく考えなくても ジェットニードルは1/1000単位の寸法で出来ているものなのに無謀な挑戦であったのは言うまでもない。トホホ


2007年9月19日水曜日

キャブレター の リ・セッティング その3 一応 完結編 とします。

KEIHIN PWK28 キャブレター セッティング

キャブセッティングについてはだいぶ時間が空いてしまいましたし、実際時間がかかってしまったのも事実です。

まずは、前回までのセッティング編を見ていない方はそこから
KEIHIN PWK28 キャブレターの取付けとキャブセッティング (2006/12/15)
KEIHIN PWK28 キャブレターの リ・セッティング開始 (2007/02/21)
KEIHIN PWK28 キャブレターの リ・セッティング その2 (2007/03/03)
SP武川 KEIHIN PE28キャブレター用 コネクティングチューブの破損(T_T) (2007/03/16)
KEIHIN PWK28キャブレター の リ・セッティング おまけ編 油面調整 (2007/03/20)

実際に今まで調子のいい時、悪い時、セッティングをいろいろ変えたが全くダメな方向だったりして心が折れそうになる事もしばしばあり、サーキットの走行会等もあり、その度に不都合や、対策をして来て相当な遠回りをしてきましたが、最近はかなり安定した状態で使えています。


エンジンの仕様
xr100モタード エアクリーナーボックス武川スーパーヘッド・ステージ3(ボアアップキット124cc)
JRP オイルシャワーヘッドカバー
デイトナ レーシングアウターローター
武川のPE28用コネクティングチューブ(ブリーザーは還元無し)を使ったエアクリーナーボックス仕様(マニホールドはキタコのPWK28用)
エアクリーナーボックスのダクト吸入口はレーサーXR100用を使用し、蓋はユニフィルターを6個付けて吸気効率を上げています。
エアクリーナーはK&N製の物を加工して使用
オイルキャッチタンク(ワンオフ)
ヨシムラ トライコーンチタンサイクロンR-specマフラー
がセッティングに関わる主要部品になります。

このPWK28キャブレターのセッティングポイントはアイドリング~アクセル開度1/4までのセットアップで、今の今まで苦労し続けたところではある。(実際サーキットではその回転域は使わないので、どうにでもなってしまうところなんですが、街乗りバイクには絶対に必要です。)

pwk28キャブレターのジェットニードル交換キャブセッティングをしていて状況が一番に変わったのがオイルキャッチタンクを付けた時でした。これには取り付けた本人もびっくりするほどで、エンジンの冷却時や、暖気後でもアイドリング付近のキャブセッティングに影響されず、油温に対する変化が少なくエンジンの回り方も非常にスムーズになった。

その次は、やっぱりカッタウェイ(CA)である。
特に、カッタウェイ(CA)については極低速域(アクセル開度1/8以下)で影響し、今回の仕様でも#5→#4→#3.5→#4と薄いところから濃い症状になるところまで変更しベストな位置に戻す。

ジェットニードル(JN)については今だ微妙なところでN80FかN80Gのどちらかがいいのか未だ悩み中!
(N80Fだとちょっと濃さそうだし、N80Gだとちょっと薄そうどっちつかずである)

クリップ位置は2段目~3段目(N80Fが2.5段目、N80Gが3段目)がベスト

スロージェット(SJ)が#35で
エアスクリュー(AS)戻し値は3/4~1回転戻し

メインジェット(MJ)は#115(アクセル全開でエンジンを回して乗っていないが、少し濃さそうです。最小でも#110程度で収まるはずです。)

まとめると
メインジェット(MJ)#115
スロージェット(SJ)#35
エアスクリュー(AS)戻し値3/4~1
カッタウェイ(CA)#4
ジェットニードル(JN)N80FもしくはN80G、クリップ段数2~3


と、まあこんなところです。アイドリングも約1800rpmで安定しています。
おそらく このままのセットで年間通して使えそうですが、ユニフィルターを付けたエアクリナーボックスの蓋の吸気音がうるさいので、ひょっとしたら蓋はノーマルに戻すかもしれません。

2007年8月11日土曜日

走行会で解った不都合の修復に向けて

オイルキャッチタンク(リターン機能付き)を構想する。

吹き返しである。(何で噴くの?改造&カスタムも楽ばかりではありません。)

その後、キャブレターボックスの清掃とK&Nのエアーフィルターの清掃をおこなった。
エアーフィルターは想像以上にエンジンオイルを吸い込んでおり、取り付けた状態で下側半分くらいはオイルが付着していました。
また、その先のSP武川製のコネクティングチューブ(キャブとエアクリーナーボックスを繋ぐチューブ)の中までエンジンオイルは溜まっていた。
この状況から考えて 走行会当日は相当な量のエンジンオイルをを燃焼させての走行であったのは まず間違えが無く、キャブセッティングが濃い状態になる原因のにもなっていた事であろう。
通常はコネクティングチューブ内はガソリンの吹き返しでガソリンが溜まっているのだが…

xr100モタードのキジマ製ブローバイパイプ逝く
そして、点検作業に入る前にブリーザーパイプを外そうとしたら「パキッ」とキジマのY型ジョイントが逝ってしまった。
とりあえず外そうとしたのはエアクリーナーボックス側のホースだけでよかったのだが、見事に3分割されました。もともとプラスチックパーツで あったので熱に弱かったのかも知れない。
オイルとオイル熱で硬化が進み今回トドメを刺してしまったのだろう。値段から考えても仕方がないのか?(調べましたら¥420でした。)

xr100モタード オイルキャッチタンク構想部分
XR100モタード専用のキャッチタンクキットはSP武川から販売されているが、取付条件がエアクリーナーボックスを取り外さないといけないところ。
このオイルキャッチタンクは容量が500ccオーバーしているのでDE耐のレギュレーションにも適合してはいるのだが…
(私のカスタムではエアクリーナーボックスを取り外す予定がないので SP武川製は却下である。)
あとはAPE用を加工して付けるか、ワンオフ品のオーダーである。

今後の最重要対策はオイルキャッチタンク(リターン機能付き)の取付る事である。
右上画像の黄色で囲んだ部分がスペースが確保出来そうであるが、(もともと この位置にはレーシングアウターローターのCDIを付けています。) はたしてこんな位置に付ける事が出来るのか?

2007年3月20日火曜日

PWK28キャブレターの油面調整
油面ゲージ(フロートレベルゲージ)

興和精機(kowa) ホンダ純正(HONDA) FLOAT LEVEL GAUGE


(KEIHIN PWK28キャブレター の リ・セッティング おまけ編)
キャブレターの油面調整には必須アイテムです。


キャブレターセッティング なかなか進みません。(T_T)

その中 ふと思ったのがキャブレターの油面である。
油面は購入時そのままではあったが、ちょっと見てみようかなと思ったのが1週間くらい前で、なかなかキャブをバラすチャンスはありませんでした。

3日ほど前にそのチャンスは訪れ早速キャブをばらし油面を測定!(>_<)

keihin pwk28の油面調整 このKEIHIN PWK28キャブレター油面の標準設定値は19㎜です。
ノギスで測定したところ 18㎜???
なんと1㎜ずれていたのです。
いつからずれていたのかは解りませんが、油面を正規の位置に戻しセッティングのやり直しです。

私の経験上、油面の高さは標準値からずれるとセッティングに影響し、一般的には油面が高くなるとセッティングが濃くなり、低くなると薄くなる事ぐらいしか知らず、油面での有効なセッティング方法はもちろん知らず  常に、標準値で使用してきましたので今回も一旦、標準値に戻し使用することにする事にしました。

ホンダ純正の油面ゲージ油面は通常ノギスで測定すればOKですが、PWK28のフロート部は形状が複雑でノギスで横から覗くと微妙に解りづらいので専用の工具を購入しました。

商品はHONDA純正部品の特殊工具で商品名は「油面ゲージ」 (英文では FLOAT LEVEL GAUGE)でホンダの品番は 07401-0010000 です。
¥3,150(税込)ナリ!
(製造元は 興和精機株式会社 ですがホンダ純正扱いのためホームページには載っていません)

ホンダ純正の油面ゲージ 正しい使い方汎用品なのでほとんどのキャブレターに使用出来ると思います。
(でも4連キャブだと4個とも油面を合わせないといけないので大変ですね。)

この油面ゲージの使用方法は、至って簡単です。
フロートボディーの幅にゲージ(メーカー呼称:サポートアーム)を合わせ、フロートクリアランス測定用のスケールを(PWK28の標準値の19㎜に)合わせ あとはフロート部に宛がってクリアランスが無くなるまでフロートバルブの接触面を調整すればOKと言う訳です。
しかし、結構作りがアバウトな製品の為、フロートクリアランスの測定部分はノギスにて寸法を確認しました。

以外に油面調整は大変、めんどくさいです。
このゲージはさすが専用品!
PWK28の解りづらいフロート部の測定をするのは簡単ででしたが、適正クリアランスの油面調整には30分程の時間を要しました。
んー? やはりといいますか ノギスで測定したのと この専用ゲージを使用したのでは0.5㎜程のズレがありました。
また、フロートの左右のズレもありこの修正もあわせて同時に行いました。
 やっぱり目測でやってイイところとダメなところが有るんですね。0.5㎜がセッティングにどれだけ影響するか解りませんが、セッティングを進めていくうえで基準値は必要ですからね。

PWK28キャブレターの油面の測定方法この油面ゲージ 購入以前は結構バカにしていました。ノギスで出来ることなのに何故?? と思っていましたが、有るのと無いとでは大違い!反省です。m(_ _)m
目測でノギス計測をしていたのがアホみたいに簡単に感じたことで、この作業をするときは有った方が◎です。
工具としてのクオリティーは非常に低いですが おすすめの逸品に入れておきます。 (油面調整はめんどくさい!でも基本は大切です。)


2007/10/25追記
この油面ゲージ我ら貧乏人の見方 ストレートより発売されていました。
フロートレベルゲージ (←くわしくはこちらより)

ぶっちゃけ値段も¥1,000以上安いし、固定部のカシメもストレート製の方がしっかりしているような気がします。

 
2007年3月16日金曜日

コネクティングチューブ の破損(T_T)

SP武川 KEIHIN PE28キャブレター用

XR100モタードの破損したSP武川のコネクティングチューブ 実は先日のブリーザーパイプを付けるときに気付いていたのですが、武川製のコネクティングチューブが、裂けていた?切れていた?… です。
場所的には外側から見て一番見えにくい位置だったため外からは解りませんが、ひっくり返してみると ごらんの通り(画像はわかりやすいようにドライバーで裂けている部分を押しています。)大穴があいております。(ToT)

XR100モタードのコネクティングチューブ用アダプター これは新品にするしか方法がありませんので早速部品を手配し、本日入荷したので早速交換した次第であります。
先日紹介できなかった、コネクティングチューブに取付けした めくら栓の画像も載せておきます。
(出っ張り部分は1.5㎜ですが、コレでもエアクリーナーボックスにちょっと当たっております。)

キャブセッティングいつ出来るのでしょうか?


2007年3月12日月曜日

XR100モタードのレスポンスUPを狙い…

ブリーザーパイプ を SET!

XR100モタードへブリーザー機能をエアクリーナーBOXへ還元する形で繋いでみました。たったこれだけで高回転のレスポンスは変わるのか?

キャブセッティングも途中ですが、ちょっとした仕様を変更してみました。
シリンダーヘッドカバーはJRP製のオイルシャワーヘッドに交換済みでしたが、このカバーにはオプションでカバーからの圧抜きが出来るブリーザーが付けられます。

XR100モタードにブリーザーパイプを取付ける2画像。CDIを取付ける今まで単なる目くらボルトが入っていましたが、これを ブリーザーキット を使用し、エアクリーナーBOXに戻す方式にて取り付けてみました。
オイルホースについてはオイルクーラーを取り付けたときに耐油ホースが残っていたので、それを利用しました。(キャブレターとエアクリーナーBOXをつなぐコネクティングチューブにつないであったブリーザー還元パイプはアルミ削りだし?のめくら栓を付けました。画像なし)

XR100モタードにタンクを載せ、エアクリーナーBOXの蓋をしましたょ!これが、結構地味な作業で、画像を見ていただければ解るのですが、上から1枚目がクランクケース、ヘッドカバー、エアクリーナーにホースをつないだところ  2枚目が、その上にCDIを取り付けたところ 3枚目が、その上にタンクを乗せ、エアクリーナーBOXの蓋を付けたところで、タンクまで乗せてしまうと今回やったことは外から見てほとんど解らなくなってしまいます。(ToT)

効果のほどはいかに??
→レースをやっている訳でないので、はっきり言って解りません。レスポンスは良くなる事でしょう?

注:キャッチタンクを取り付けない このブリーザーの取り付けはエアクリーナーBOXにオイルが溜まる可能性が大ありです。私もこれから様子を見ながらになりますが、この後のブログでキャッチタンクが追加で付いた場合はエアクリーナーBOXがオイルでダバダバになったとお思いくださいマシ。


2007.08.10追記
この方式でブリーザーパイプをセットし、miniバイク用サーキットを走行しました。2007.08.09の記事 「走行会でのバイクの(XR100モタード)不都合?何ヶ所か出ました。対策も考えねば…」 で、書きましたが、高回転をキープして走るとエアクリーナーBOXの中へオイルが溜まりました。
なので、この方式のブリーザーパイプの取付はストリート以外は不向きという事で…

いや~DIYって楽しいですね。(^_^;

2007年3月3日土曜日

PWK28 キャブレター の リ・セッティング その2

KEIHIN PWK28 キャブレター

セッティング用に新たに購入したn80a,n80n,n80c,n80d,n80e,n80f、PWK28用ジェットニードル ぽちぽちセッティングをやっていますが、結構ヤケクソ状態みたいになってきました。前回のエンジンの仕様では薄くする方向だったのに今回はどちらかといえば濃くする方向?になってきました。手持ちのジェットニードルではもうちょっとのところでいい線にいくのに、もうワンサイズ濃くしたい!と言う気持ちから…

今まで持っていなかった濃くする方向のジェットニードルを買ってしまいました。今回購入したのはN80のA,B,C,D,E,Fの6本 もうこれで販売されているニードル全部揃っちゃいました。 はっきりいってアホですね。(*_*)

続きはまた後日

以前の記事のリンクです。
KEIHIN PWK28キャブレターの リ・セッティング開始
KEIHIN PWK28 の取付けとキャブセッティング


2007年2月21日水曜日

PWK28 キャブレター の リ・セッティング 開始

KEIHIN PWK28 キャブレター

xr100モタード K&Nのリプレイスメントフィルターの加工をして吸入効率のUPを目指します。Takegawaのエンジンの組み直しも終わり、やっと走れる状態になったのでキャブレターのリ・セッティングを開始しました。

いちおう以前のままでのセッティングでエンジンの始動は可能でしたがスロー系が薄くアフターファイヤーがものすごく、そのままでは走行にかなりの不都合がありましたので、やむなく リ・スタートです。

そしてちょっとした仕様変更を加えました。
xr100モタード ノーマルのエアクリーナーボックスの蓋にユニフィルターを6個取付けて吸入量のUPです。今までエアクリーナーBOXは使っていたものの キャブレターの吸気音が大きかったので今回はエアクリーナーを取付ける事にしました。
+ キャブレターBOXの左側の蓋に付けたユニフィルターも吸気音増大の原因であったので今回新たに新品を注文し、ノーマルに戻すことにしました。(ボックスの蓋は交換するだけなので非常に簡単)
また、エアクリーナー本体は吸入効率を考えK&N製の物を加工して取付ける事にしました。(状態は上画像を見てください。)

季節的にセッティングするのはまだ少し厳しい時期(寒い!)なので、わざわざセッティングをしに走りに行くような事はなく、朝晩の通勤でちょこっと様子を見ながらセッティングを変えていくので、しばらく時間は掛かりそうですが完成の域まで達したらまた書きます。

xr100モタードにK&Nリプレイスメントフィルターを加工して取付おまけ
以前に1回だけKEIHIN PE28のキャブレターを付けてセッティングに挑戦しようかと思った事があり
ました。
30分くらい走行して断念!理由:あまりに基本セッティングがずれていて、セッティングパーツの入手が不可能だと思いあえなく却下!
走行時間1時間足らずでした。(T_T)

以前のセッティング編はこちらからどうぞ!

2006年12月15日金曜日

PWK28 キャブレターの取付けとキャブセッティング

KEIHIN PWK28のキャブレターには、むかしミニバイクのレースをやっていたこともあり思い入れも大きく、自分がミニバイクを買う機会があったら交換するのはコレだなと思っていました。

当時、PWK28キャブの性能は素晴らしくPE20,PE24,PE28,フラット24,VM26等(今はヨシムラTM24・TM-MJN24もありますね。)もあったが基本設計もわりと新しいこのキャブは高回転においては特に群を抜いていました。
(当時のレース車両は改造スクーターで使用回転数は12000~14500回転で基本的にアクセルONかOFFで走行する為、高回転の出力は特に重要であった。)

XR100モタードに取り付けているPWK28キャブレター。取付けた状態ではチョークを引くのがとっても大変APE100/XR100モタードの縦型4miniエンジンでPWK28で検索ヒットするのはわずかに数件!
しかも「このセッティングでOKですね!バッチリです。」はやっぱり無く自分もこのキャブで1年半は走りましたが、アイドリングは安定せず、スロットル開度1/8までに苦しみました。

が、この辺で自分がやってきた事を 同じPWK28で苦しんでいる方に公開しようかと…
といいつつ私自身最近セッティングが決まってきたところです。

キャブセッティングはエンジンやマフラー等の仕様によって異なりますが、おおむね方向性は同じだと思います。(あたり前ですが、これを見た後のセッティングは自己責任でやってくださいね。)

XR100モタードにPWK28装着。取付けた状態ではエアスクリューとアイドリングの調整のみ可能。最近はOKOキャブレターの検索で訪問される方多し。基本的なセッティング方法は一緒だと思います。まず最初に書いておきますが、エンジンは武川製のスーパーヘッドステージ3の124ccに変更してあります。(こちらについても機会があれば書きます。)
点火系はデイトナ製のアウターローターが組んであります。(専用品が無かったのでAPE100用を配線加工して取付けています。)

取付けについては武川製のマニホールド(インシュレーター)+コネクティングチューブ(吸気ダクト PE28用を流用)を使用してエアクリーナーBOX仕様にしてあります。
但し、マニホールドについてはPE28キャブ用なのでフィッティングが悪くマニホールドから2次エアを吸ってしまい使い物になりませんでした。
(2次エアを吸ってしまうのでだんだんとバンドを締め上げていく事になります。ゴムなので伸びてしまうのです。) 
速攻2つ潰れました。(ToT)

2次エアのチェックは簡単です。マニホールド周辺のジョイント部にパーツクリーナーを吹き付けてアイドリングに変化があればNG!変化が無ければそれが正常です。

今は、キタコ製のPWK28用の物を使用しております。
こちらは専用品なので使用に関しては問題ないですが、耐候性が悪いのか外側にクラックが(3ヶ月目位から)入ってきました。
画像の通りキャブ本体は何も加工すること無く収まっています。
スロットルワイヤーもタンクとフレームの間、中心をうまく通っています。ちなみにスロットルはデイトナ製を使用しています。

それとコレもちょっとしたポイントですがマニホールドとコネクティングチューブを止めるバンドは必ず+(プラス)の物を選びましょう。
なぜならジェットニードルの交換までなら+ドライバー1本あれば交換出来るからです。また、逆を返すと-(マイナス)のバンドはかなり使いにくいんですよね!市場には意外に+のバンドは少ないです。(ちなみに私は武川の物を取り寄せしました。)

エアクリーナーBOXの吸気ダクトはレーサーXR100の物(HONDA品番17240-KB7-000)を使用し、BOXのカバーには UNIエアーベント を付けて吸入量を稼いでいます。エアクリーナー本体は使っていません。

PWK28の基本セッティングはメインジェット(MJ)#135、スロージェット(SJ)#38、ジェットニードル(JN)#N68A、クリップ位置は上から4段目、カッタウェイ(CA)#3.5、エアスクリュー(軽くいっぱいに締め込んだところから)1+1/2戻しになります。

この状態でもエンジンは掛かるのですが調子は(^~^; ここから地獄?のセッティングの日々が始まって行くのです。
メインジェットについてはさほど気にする必要は無いと思います。およそ#110~#120で決まるかと…さすがに標準の#135だとモコモコいって走りませんでした。(^^;

このキャブで一番のポイントとなるのはカッタウェイになります。「エー!」っと思っている方多いと思いますが、私も相当遠回りしましたが結果的には必要になりました。
PWK28 カッタウェイ #3,#3.5,#4,#5はセッティングに必用に応じて購入しましょうPWK28キャブレターのセッティングパーツ。 #3と#5カッタウェイ(スロットルバルブ)の比較PWK28のカッタウェイの加工。ジェットニードルが売っていなくてカッタウェイ側を加工し、キャブレター調整をしようとした残骸
カッタウェイはセッティングパーツの中で一番高価な部品なので買うのに躊躇しますが無いとセッティングが決まらないです。

画像は#3、#3.5、#4、#5で番数が大きくなるほど極低開度域で,混合気は薄くなります。吸入側には切り欠きがあり#3と#5を比較してあります。#3と#5だと極端に違うので(画像をクリックすれば拡大するので)確認してみてください。

セッティング初期の頃は濃い症状を薄いと勘違いして標準の#3.5を#3に替えて「回転の上昇が早くなったぜ!」と喜んでいました。(^^;
結果!調子が悪かったのは言うまでもありません。

PWK28のセッティングパーツ達。スロットルバルブスプリング各種ケイヒン純正強化タイプ、KITACOの強化タイプ上記のポイントと同じくらい大切なのがスロットルバルブのスプリングです。画像は左からノーマル、ミディアム(150%)、KEIHIN強(100%?)、ハード(300%)です。
このホンダ4サイクルエンジンでは負圧の力が強いのか、ノーマルのスプリングのままだとアイドリング時スロットルバルブが張り付いてアイドリングが安定しません。(ひどいときにはストールするかアイドリングが2000rpm~4000rpmと落ち着きません。) 

始めはノーマルのスプリングでセッティングしていましたがアイドリングのばらつき等ありすぐにKITACOのミディアムを購入しました。
しばらくの間KITACOのミディアムを使用していましたが安定しない時が多々ありました。

そんな時はスプリング本体を引張って全長を長くしてから組込めばかなりマシにはなります。
また、KITACOハードスプリングは堅すぎてスロットルワークに影響が出るほど重たくなるのと組付けるのに尋常ではない堅さなので全くおすすめ出来ません。
注、スプリング線径は手持ちの デジタルノギス で測定しました。

おすすめはKEIHINのオプション強です。
KEIHINのオプション強スプリングは不思議な事に線径はKITACOのミディアムより太いのですが、スロットルワークではさほど重さは感じられられません。また、自分の勝手なテストでは確実にKITACOのミディアムより堅いです。(=バネレートが高い)
画像を撮る時、気がつきましたがKEIHIN純正とKITACOの強化タイプとではスプリングの巻き方の方向が逆なのです。問題は無いとは思うけどなぜだろう?


PWK28スロットルワイヤー取付け部もう一つ微妙な線なんですがスロットルワイヤーの遊びです。スロットルバルブを直接引張る方式のキャブなので遊びがちょっとでも大きいとスロー系に影響します。また、←(カッタウェイ張り付き現象がスプリングの強で解決したあとは問題ありませんでした。)

スロットルバルブのタイコ止め位置の形状には違いがありますが画像の様に引っかければスロットル操作上問題はありませんので各社から売られているハイスロットルが使えます。(ケーブルの長さはチェックして下さいね。)
デイトナのハイスロットルはケーブルの中間にも調整がありますので、おすすめです。

PWK28キャブレター用ジェットニードルN68B,N68D,N68E,N68F,N68G,N68H,N68I,N80G,N80H,N80I,N80J,N80K,N80L あとはスロージェット+エアスクリュー戻し値(スロー系全体に影響します。)とジェットニードルになります。
私がPWK28のキャブレターを買った頃はN68系のジェットニードルしか販売されていませんでしたが今現在ではN68系より薄いセッティングが出来るN80系が発売(2006.07頃?)されています。

「PWK28ジェットニードルサイズ表」 ←参考にしてください。

ジェットニードルは、スロットル開度(全閉を除く)で、ほぼ全域で影響します。
クリップ段数、ストレート径など、開度により役割が異なります。
クリップ段数は上から1、2、3、4、5と数え1が一番薄く5が一番濃い設定となります。
またストレート径については太くなるほど薄くなります。

画像のニードルは通常入手出来ない物も入っています。それについては見なかった事にしてください。(^▽^) ちなみに私が持っている(買ってしまった)ジェットニードルはN68のB,D,E,F,G,H,IとN80のG,H,I,J,K,Lです。
これから買われる方は
N68系は必要ないと思いますので買わなくていいですよ!

PWK28 セッティング、メインジェット、スロージェットニードル、スロットルバルブスプリング、プラグレンチ、ドライバー等のセッティングパーツ達右の画像が通常セッティング時に装備している工具類とプラグ、ジェットケースです。
画像真ん中のカッタウェイについてはジェットケースの中に1個だけ装備することが可能です。スロットルスプリングは持ち歩きません。

プラグについては過去に使用方法でいきなり死んだことがあるので(XR100ではまだありませんが)バイクに乗るときには常に持ち歩きます。
セッティング中はスタンダードタイプのプラグを何本か予備で持っておき、ちょっとでも調子が悪いと感じたらバンバン替えちゃいます。
スタンダードプラグは1本¥330 プラグが原因だったら時間の無駄ですからね。

通常のキャブセッティングはスロージェットを決めエアスクリューでアイドリングの安定するところを探し出し、ジェットニードル(ストレート径)でスロットルの開け始めの付きを見ながらスロットル開度1/4付近のジェットニードル(クリップ位置)の確認をし、メインジェットの最終決定をしますが、このキャブにはそんな常識的なやり方は通用しません。(T_T)

さて、ここからが本題のセッティングです。このキャブのセッテイングのポイントは全閉~スロットル開度1/8までです。そこの回転域で影響するのはカッタウェイ、ジェットニードル(ストレート径、段数)、スロージェット、エアスクリュー戻し値になります。そしてどうしようも出来ないのが走行中にスロットルを全閉にしたときのスローの薄さです。 (FCRキャブレターの「FCRセッティングの基本」を参考にしてください。)

カッタウェイ#3、#3.5、#4は使えるスロージェットが#35と販売されている物で最低のサイズになります。但し#5のカッタウェイを使うといきなりスロージェットが2ランクアップし#40が使えるようになりました。
また、カッタウェイ#3、#3.5、#4でセッティングしていくとジェットニードルが一番薄いN80Lでも濃い症状が治まらずやむなくカッタウェイ#5の購入を決定しました。#5にしたところ このキャブを使って初めてジェットニードルの範囲が薄いと!思える物が出てきました。\(^o^)/


キャブセッティングで妥協点をどこにするかは人それぞれですが、走行可能な範囲内で濃い、薄いだと私の感覚では濃い方が良く走るように感じます。(特にこのXRのエンジンではトルクが出てきます。)
最終的にジェットニードルはN80HとN80Iの2本に絞られました。
おそらくベストはN80Iだと思うのですが、上記に書いた「濃い方が走る!」の考えから濃い物を使いそれに合わせてスローを合わせました。この時の最低の条件はアイドリングの安定です。(走行中のスロットル全閉時スローの薄さかくるアフターファイヤーは我慢しないといけません。)

それで結局探し出したベストデータがMJ#110、SJ#40、JN N80H(クリップは2.5段目)、CA#5、エアスクリュー戻し値は1+3/4です。

PWK28 ジェットニードル用ワッシャー。キャブセッティングの裏技です。おまけの小技(上記の「クリップ2.5段目」の説明)
キャブセッティングの中でジェットニードルのクリップ位置決めをする際に、例えば2段目だとちょっと薄いし、3段目だとちょっと濃い!と言う時にに使うニードルの調整用ワッシャーです。ジェットニードル組込み時Eクリップの下側に入れてゲタを噛ませる感じで使用します。微調整にはもってこいです。

質問等あればコメント欄から質問していただければ解る範囲でお答えします。(ココはどうなってるの?とか)

2007/08/06追記
(ヨシムラからはTM26・TM-MJN26発売 キャブレター単体ではKEIHIN PE22も発売されたようです。PE22DE耐のレギュレーション策用みたいです。)

2006年12月1日金曜日

XR100モタードにヨシムラ トライコーン
チタンサイクロン R-Spec マフラー を取付ける

YOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-Spec MUFFLER

いろいろなホームページやブログを拝見させていただきましたがこの「YOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-SPEC MUFFLER」はサイドカバーを切らないと付かないとか?テールカウルを引張らないと付かないとか?解りやすくUPされている方がいなかったので、自分で買って取付けてみました。参考になればと思います。

YOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-Spec MUFFLERYOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-Spec MUFFLERYOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-Spec MUFFLERまずは お決まりの交換前の画像です。ポイントとしてはのサイドカバー部の取り付け部のすき間がどれくらい空いてしまうのか??それと今回交換する気になったのはのサイドカバー内にあるべきサイレンサーが無いと見た目がイマイチ?だった物で… どこかでスリムなサイドカバーが販売されていれば良かったのだけど

xr100モタード用ヨシムラEXパイプ
交換する前にEXパイプS-SPECとの比較です。
パイプ長としてはS-SPECの方が1.2~1.3倍くらいあるでしょうか?
性能面から見ればR-SPECよりS-SPECの方が良いかも知れませんね。
4サイクルエンジンのマフラーはテーパータイプになっている方が性能が出るような気がします。

取り付けについては整備性を考えて取説を無視して作業していきます。(付属品で付いてくるカラーを使わないで取り付けします。)
xr100モタードのテールカウルの加工xr100モタード ヨシムラマフラーステー 取説ではマフラーの取り付けブラケットがテールカウルの内側に入ります。(ちなみに またまた勝手にリンクしちゃいますが H-DESIGNさん は取説通りに付けられていますのでご参考までに)
早速マフラーステーを取付けるとテールカウルに接触してしまうのとテールカウルを固定するボルトの穴位置がずれているので、このままではテールカウルを外す度にマフラーステーを外さないといけません。もちろん穴は拡げて取付けます。

XR100モタード純正の固定ネジは使用不可!XR100モタードのヨシムラマフラー取付け、付属のビスは説明書通りに使いましょう。 整備性を考えてマフラーステーの固定用ボルトはノーマルの物をそのまま使用しようと考えていましたが、マフラーバンドに当たってしまうので(左側の画像はマフラーバンドはまだ完全には締めていません。)付属のボタンねじ、マフラーバンド側も同サイズ(使用する工具)の物に変更。

この時点でサイドカバーがどのくらい浮いてしまうのか?また、サイドカバーを加工すれば取り付け出来るかの確認をしました。
xr100モタード サイドカバー1xr100モタード サイドカバー2xr100モタード サイドカバー3
サイドカバー前方の取り付けビス部はクリアランスは結構大きく見えますが(15㎜程あり)手で軽く押すとそのクリアランスは無くなります。むしろサイドカバー後方のグロメット取り付け部のクリアランスの方が問題です。(おそらく3㎜はあります。)こちらはサイドカバーとサイレンサーのエンブレムが当たってしまう部分の中にマジックで引いた線くらい削れば何とかなるかなぁ?って感じであったのでその線で作業を進めていきます。

XR100モタードテールカウル部分マジックで[けがいた通りにステーの干渉する部分を削って行きますXR100モタードのヨシムラマフラーステーを加工し、ステーを外さなくてもカウルが取り外せるように加工します。XR100モタードのサイドカバーの折返し部分はほとんど削りましたXR100モタードのサイドカバーの隙間は気にならないくらいに収まりました
そしてこちらが穴加工されたステーとテールカウルになります。
ステー の穴加工はボルトが外せる範囲で拡大しました。
これでマフラーはつけたままテールカウルの取り外 しはOKです。また、同時にテールカウルとマフラーステーが接触する部分も削りました。

キタコ シリコンシートを貼付けたXR100モタードのサイドカバーサイドカバーについては結局折返しのぎりぎりまで削りました。(上のマジックで引いた線より現物合わせにて多少大きく削りました)
また。サイドカバー後方のグロメット部分のクリアランスも見事?(なんとか?やっと?)ゼロになりました。
サイドカバーとテールカウルのラインはノーマルよりきれいにすき間が無くきれいにいきました。

サイドカ バーとサイレンサーが接触してしまう部分はサイドカバーの内側に シリコンシート(キタコ製¥840) を適当なサイズにカットして貼り付けしました。
ちなみに画像では解りずらいですが、後ろ側は2枚重ねて張ってあります。(1枚のままだどサイドカバーと直接接触する部分があったからです。)このシートめちゃくちゃ張りやすいし加工しやすいです。但し、サイズのわりに値段がちょっと高めです。

そして完成です!

xr100モタード サイレンサーとサイドカバーのクリアランスキタコのシリコンシートを貼った事で若干クリアランスが出来ているように見えますが、実際は当たってます。でもこれでサイドカバーが変形する事はないと思いますが、何かありましたらまた書きます。

結局このマフラー開発当初はサイドカバー内に収まる様に設計されていた物と思割れます。
まっ いわゆるやっつけの仕様変更ですね。
また、通常の丸サイレンサーとEXパイプが一緒のことからトライコーンサイレンサーだと収まりきれなかったのでしょうか?
私の見た目ではこのサイレンサーでも設計次第ではサイドカバー内に収まるのではと…

最終的には まあまあ うまくいったのではないかと… でも、エキパイについているヒートプロテクターの「ヨシムラ」のデザイン文字 個人的にはかっこ悪すぎであると思う。

※おまけの小技
xr100モタードのエキパイ熱伝導を防ぐガスケットワッシャー付属のエキパイに付いているヒートプロテクターの固定はスプリングワッシャー+平ワッシャーを使っています。この状態ではボルトからの熱伝導でせっかくのヒートプロテクターが熱くなってしまいます。画像のガスケットワッシャー+ウェーブワッシャーに変更して取付けます。だいぶマシにはなるはずです。 パーツはYAMAHA純正の物ですがパーツナンバーを書いておきます。
4BD-14766-00ガスケットワッシャーX4個
90206-06090ウェーブワッシャーX2個
(価格はいずれも1個57円 2006.11.25現在)


2007/08/11追記
ヨシムラからトライコーンのカーボンエンド(ドライカーボン)の新サイレンサーが発売になりました。サイレンサーのエンド部の形状が少し変更されているようですが、ヒートプロテクターもドライカーボンに変更になりました。そっちの方が欲しいです。
でも30万円のバイクに8万円のマフラーって・・・・  どうなの?