2016年12月31日土曜日

インナーワイヤーキャップのかしめ工具
TOP BWC-180 倍カワイヤクランプカッター

自転車のワイヤー交換をしている人ってどうしているのかなぁ
ワイヤーカッターで記事を書いている方は結構いらっしゃるんですが、
インナーワイヤーキャップのかしめで、基本的にカシメの方法は1箇所を潰す、もしくはニッパで外周を潰す等で個人的にはあまり好ましくない方法

素敵な専用工具使ってあるのかどうか?
調べた限り「この工具は最高!」って言うものは見つからなかった。(半田付けって方法もあるようですが…)

ワイヤーキャップの用途にはワイヤーの解れ防止と怪我防止。
そう思うと昔はペンチでよく切っていたのを思いだしたりして(ワイヤーですよワイヤー)
ワイヤーはよく解れていた記憶も、その解れたワイヤーが指に刺さり痛い思いをしました。

私はたまたまですが過去にカシメ工具は何種類か買いました。今回のアイテムは他の用途で使っているカシメ工具です。

TOP BWC-180 倍カワイヤクランプカッター インナーワイヤーキャップのかしめ工具メーカー:トップ工業
品番:BWC-180
品名:倍カワイヤクランプカッター
全長:185㎜
切断可能ワイヤ径:φ3 (アウターはだめョ)
圧着可能ワイヤ径:φ1.5(自転車用のサイズとはちょっと意味合いが違います。)
購入価格¥3,000前後くらい。
よく解らないけど うれしい日本製です。

私の考えるカシメの理想はどこか1箇所潰すのでは無く、丸くか多角形に360°平均的に潰す事なんですが、ハンドツールにおいてはなかなか無いのが現状です。
このトップの工具は過去に職場で使っていてあまりのすばらしさに惚れ込んで購入したのもあるのですが、この工具でカシメたワイヤーロープを使って数㎏の商品の吊り陳列をしていた事もあり、がっつりかしめられる事は知っていました。

実は盆栽状態で今回のチャンスがなければ日の目を見る事は無いイタイ工具でもありました。

インナーワイヤーキャップのカシメ・トップ工業 BWC-180 倍カワイヤクランプカッターインナーワイヤーキャップのカシメ・トップ工業 BWC-180 倍カワイヤクランプカッターⅡ
カシの具合としては「ココまで潰さなくてもいいんじゃねぇ」って方もおられると
思いますが10年ぶりくらいに使用したこの工具 力加減など覚えていませんでした。
逆を返すとこのTOPの倍力ワイヤクランプカッターを使えば誰にでもこのレベルの
カシメ作業は出来てしまうと言う事ですね。

この工具ちょっとやそっとじゃ壊れないと思います。
TOP BWC-180 倍カワイヤクランプカッター 自転車のインナーワイヤーキャップのカシメ
JAPANの刻印の下にPAT刻印されていますね。何のパテントでしょう?
それとこの工具、テクニックを使えば山の部分でのカシメも可能です😀


以下自転車と関係無い部分もある メーカー特徴・用途・注意事項


***************  トップ工業HPより引用  ***************
特徴
・倍力機構で楽々切断も加締め作業も出来ます
・コンパクトなボディですが、機能・能力は大きいです
・切断機能は2ヵ所あり、切れ味も耐久性も倍長持ちします
・保管時刃部の欠けを防止するハンドルロック機能付きです
・握り易い硬質グリップ付き

用途
・棚・額縁の吊り下げ、庭木の補正、アンテナ・看板の取り付けや、タンス・食器棚の固定などに最適です

注意
・硬鋼線、ピアノ線は切断しないでください
・ハンドル部には、80kg以上の過大な握力を加えないでください
・クランプしたワイヤは、クランプ部が抜けたり、ワイヤが切れたりしないか必ず確認してください
・切断能力はφ3㎜ですが、圧着可能ワイヤー径はφ1.5㎜となります
・切断能力を確認の上、使用範囲内でご使用下さい
・切断時は、必ず保護メガネを着用して下さい
・グリップは絶縁ではありません。感電には十分ご注意下さい
・工具の使用目的以外に使用しないで下さい

***************  引用ココまで  ***************

よかったらメーカーホムページ 確認してみて下さい。

※ この記事を書いていて気づきました。
この倍カワイヤクランプカッターにはワイヤー切断機能が付いていてφ3までのワイヤーならカット出来るんです。
なのでキャリパーブレーキの交換時に購入したフジ矢のワイヤーカッターは無くても交換で来た事になりますね。