いろいろなホームページやブログを拝見させていただきましたがこの「YOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-SPEC MUFFLER」はサイドカバーを切らないと付かないとか?テールカウルを引張らないと付かないとか?解りやすくUPされている方がいなかったので、自分で買って取付けてみました。参考になればと思います。



交換する前にEXパイプS-SPECとの比較です。
パイプ長としてはS-SPECの方が1.2~1.3倍くらいあるでしょうか?
性能面から見ればR-SPECよりS-SPECの方が良いかも知れませんね。
4サイクルエンジンのマフラーはテーパータイプになっている方が性能が出るような気がします。
取り付けについては整備性を考えて取説を無視して作業していきます。(付属品で付いてくるカラーを使わないで取り付けします。)


早速マフラーステーを取付けるとテールカウルに接触してしまうのとテールカウルを固定するボルトの穴位置がずれているので、このままではテールカウルを外す度にマフラーステーを外さないといけません。もちろん穴は拡げて取付けます。


この時点でサイドカバーがどのくらい浮いてしまうのか?また、サイドカバーを加工すれば取り付け出来るかの確認をしました。



サイドカバー前方の取り付けビス部はクリアランスは結構大きく見えますが(15㎜程あり)手で軽く押すとそのクリアランスは無くなります。むしろサイドカバー後方のグロメット取り付け部のクリアランスの方が問題です。(おそらく3㎜はあります。)こちらはサイドカバーとサイレンサーのエンブレムが当たってしまう部分○の中にマジックで引いた線くらい削れば何とかなるかなぁ?って感じであったのでその線で作業を進めていきます。




そしてこちらが穴加工されたステーとテールカウルになります。
ステー の穴加工はボルトが外せる範囲で拡大しました。
これでマフラーはつけたままテールカウルの取り外 しはOKです。また、同時にテールカウルとマフラーステーが接触する部分も削りました。

また。サイドカバー後方のグロメット部分のクリアランスも見事?(なんとか?やっと?)ゼロになりました。
サイドカバーとテールカウルのラインはノーマルよりきれいにすき間が無くきれいにいきました。
サイドカ バーとサイレンサーが接触してしまう部分はサイドカバーの内側に シリコンシート(キタコ製¥840) を適当なサイズにカットして貼り付けしました。
ちなみに画像では解りずらいですが、後ろ側は2枚重ねて張ってあります。(1枚のままだどサイドカバーと直接接触する部分があったからです。)このシートめちゃくちゃ張りやすいし加工しやすいです。但し、サイズのわりに値段がちょっと高めです。
そして完成です!

結局このマフラー開発当初はサイドカバー内に収まる様に設計されていた物と思割れます。
まっ いわゆるやっつけの仕様変更ですね。
また、通常の丸サイレンサーとEXパイプが一緒のことからトライコーンサイレンサーだと収まりきれなかったのでしょうか?
私の見た目ではこのサイレンサーでも設計次第ではサイドカバー内に収まるのではと…
最終的には まあまあ うまくいったのではないかと… でも、エキパイについているヒートプロテクターの「ヨシムラ」のデザイン文字 個人的にはかっこ悪すぎであると思う。
※おまけの小技

4BD-14766-00ガスケットワッシャーX4個
90206-06090ウェーブワッシャーX2個
(価格はいずれも1個57円 2006.11.25現在)
2007/08/11追記
ヨシムラからトライコーンのカーボンエンド(ドライカーボン)の新サイレンサーが発売になりました。サイレンサーのエンド部の形状が少し変更されているようですが、ヒートプロテクターもドライカーボンに変更になりました。そっちの方が欲しいです。
でも30万円のバイクに8万円のマフラーって・・・・ どうなの?