2015年4月6日月曜日

アドレスV125G ステムベアリングの交換とフロントフォークのオーバーホールの続き

+マスターシリンダーの交換とブレーキキャリパーオーバーホール

前回の作業中にレースが割れ中断していたアドレスV125Gですが、
純正部品が入荷したので作業を再開しました。

前回シクったレースの打ち込みですが、今回は普通に装着出来ました。
アドレスV125Gのステムのレース打ち替え。今回は廃材のフロントフォークを使って圧入完了です。
まあまぁ 前回は不運だったとしか言いようありません。
ベアリング組み付けには ワコーズのシリコングリス
いっぱい使って組み付けしました。

そしてマスターシリンダーの引っかかりが気になっていたので
マスターシリンダーの交換とキャリパーのオーバーホールをしてみました。
ピストンに少し錆は発生していたものの磨いて組み直しました。カワサキKX80/85のキャリパーは特に問題になるような場所はありませんでした。組み込む時にワコーズのシリコングリスをシール、ダストシール部、ピストンに塗布して組み込みます。
ピンボケになっていてすいません。
例のKX80/KX85 のキャリパーです。

新品のマスターシリンダーです。
やっぱり新品のマスターシリンダーは組み込む前に一度バラしてワコーズのシリコングリスを塗布して組みました。エア抜き作業も順調に上手くいきました。使用ブレーキフルードはカワサキ純正
スズキのマスターシリンダーAssyって
ブレーキレバーは付いてこないのですね(笑)
ブレーキスイッチも(T-T)

キャリパーボディーは清掃すらしていません。
漏れてきたフロントフォークオイルでだいぶ汚れたKX80/KX85のブレーキキャリパー
今度、洗車をして綺麗さっぱりにしたいと思います。

ついでに引っかかっていたマスターシリンダーを分解してみました。
フルードの点検窓は更に白く濁っています。
マスターシリンダーの外側は錆だらけでした。今回のマスターシリンダーの分解で久々に登場したスナップオンPRH12コンバーティブルスナップリングプライヤー
なんだかなぁ~ こんなに錆びていました。乗らないって凄いですね。
マスターシリンダーのスナップリング分解には
スナップオンのPRH12 の久々の登場です。

ココまで組み上がると完成間近です。
今回ついでにリヤブレーキワイヤーにワイヤーオイル(デイトナ)をおごってあげました。操作感も軽快になりました。
フロントフォークのオーバーホールの画像は残念ながらありません。

今回使用した工具たち
アドレスV125Gのステムベアリング、フロントフォークオーバーホール、マスターシリンダーの交換で使用した工具プラスドライバー#2、#3、マイナスドライバー中、小、ピックツール、ソフトタッチプライヤー、ヘックスソケット6㎜、ソケット10㎜、12㎜、スイベルラチェット、プラハン、プライヤーレンチ、スケール、コンビネーションレンチ、めがねレンチ、スナップリングプライヤー、ニッパ、プライヤー
特殊工具は会社や同僚から借りて作業しました。