2007年12月6日木曜日

スナップオン F723A クイックリリース ラチェットレンチ

Snap-on 3/8" Ratchet, Quick Release Head, Standard Handle, 7 3/8"

ちょっと前のスナップオンのスタンダードモデルです。

今では私もほとんど使う事のなくなったF723Aですが、
コレはコレで、コレしか持っていないときは満足して使っていたような気がします。

F723A プッシュリリースタイプ ラチェットレンチ
全長:190㎜  ギヤ数:20歯  重量:279g

Snap-on(スナップオン)F723A クイックリリースラチェットレンチ。プッシュボタンでソケットが外せる便利ものです 不満な点としてはプッシュリリースのプッシュボタンが尋常ではなく固いところ。(ボタンの押す力加減としては以前紹介した FPCのラチェット の方がフィーリングはぐっと良いです。)
但し、このプッシュリリースボタンのスプリングの強さはソケットを保持しておくには非常に良い硬さである事は確かで、差したソケットの脱落を考えるとちょうど良い硬さのだが、プッシュボタンを押す硬さとしてはXである。

その他、空転トルクの重さ、重量バランス等については言う事が無いだけに惜しい逸品である。
画像では解りにくいが、ヘッドサイドは鍍金(メッキ)が剥げ始めています。
コレはどちらかと言えば保管方法に問題有りですかね。
ちなみに先日紹介した スナップオン&ブルーポイントの年号表 で見ると1989年製でした。

現行タイプはFR936になりましたが、このFR936は個人的にはちょっと微妙です。
販売店でフィーリングしか確かめていないが、プッシュボタンの硬さについては非常に軽く好感の持てる物であったが、そのボタンの軽さから来るスプリングの柔らかさの設定でしょうが、ソケットの保持力としては不合格なのである。
FPCのラチェットのようにパスパス外れます。
FR936のラチェットを買うくらいであったら、F936のソケットの抜差しが比較的簡単にできるラチェットを探した方が良いと思います。(多分あとで後悔しません。)

ちなみにKTCホームページより ユニオン機構とプッシュキャンセル機構 の違い。リンクしておきます。

ってことでどちらかと言えばプッシュボタン付きのラチェットレンチはユニオン機構を持つ ネプロス(NBR3シリーズ) の方が好みであ~る。