このパーツは視覚的効果は全く有りません。エンジンにとって優しいパーツ?
見た目のカスタムから考えると、装着後は ほとんど見えなくなってしまうので視覚的効果は薄いですが、このパーツは小排気量エンジンのネック?であるエンジン回転数を上げて走行しないといけない時に、効率的にカムシャフト、ロッカーアーム、カムチェーンにエンジンオイルを噴射させ冷却、潤滑させる事によりエンジンの耐久性を向上させるヘッドカバーであ~る
ノーマルのヘッドカバーはシリンダーヘッド部のカムシャフトホルダーでオイルが塞き止められていてヘッド周りのオイル流量が少なくチューニングエンジンでは、熱ダレや焼き付きの可能性が発生するらしく、特にカムシャフトについてはこのHONDAの縦型エンジンはヤバイらしい… ほんとかなぁ~
それとイコールなのかは解らないが、焼き付き対策のひとつでSP武川のスーパーヘッド・ステージ3のカムシャフトはベアリング駆動に変更してあり、ロスの排除とパワーを追求している。
メーカーは JRP(JAPAN RACING PRODUCTS)
品番 01115-HKN40-00
品名 油冷シリンダーヘッドカバー
価格 ¥15,540(税込)
現行品は塗装タイプに変更されているようです。
(私の使っている物はショット仕上げ?の渋めのタイプで、見た目はこっちの方がイイと思うのですが…)
ヘッドカバーの内側にオイル噴射口は6個開いてあり、カムシャフトに3個、ロッカーアームに2個、カムチェーンに1個に割り振られている。
オイルが噴射すると言ってもえらい活きよいよく噴射すると思ったが、自分がパーツクリーナーを通路にかけてのテストでは「垂れる」と言った表現の方が正しいかも知れない。
このヘッドカバーの他の良いポイントとしてブリーザーの取り出し口が設定されているところで、熱くなったオイルの蒸気がヘッドカバーの一番高い位置から抜けるところだが、ヘッドカバーからのブリーザー排出向きが適正でない?為かブリーザー取り出しを付ける場合は オイルキャッチタンク も必要となる。(ブリーザーキットはオプションだが、もしブリーザーキットを取り付ける場合はSHIFTUPの物を買った方が安上がりである。)
結果的に、オイルシャワーヘッドを付けて良かったのかは解らないのが素直なところである。このヘットカバーが原因で他の部品が壊れるとも思えないし…
しかし、このオイルシャワーヘッドをアルミ削りだしで作ってしまう shifutup さんのコスト計算はどうなっているのでしょうか?
私が購入したときはまだshiftupさんは商品を発売してなかった(会社自体がまだ無かった)ので仕方がないですが、クオリティーと価格から見れば絶対におすすめはshiftupの方です。
@pes,life さんで紹介しているヘッドカバーは同じJRP製の物ですが、ブリーザーの取り出しの向きが違っています。オイルホースの取り回しには問題は有ると思われますが、この向きの方がブローバイの排出が少なそうで良よさげです(´ヘ`;)