2007年9月23日日曜日

エンジンからの異音はベアリングが元か?ミッションが元か?

XR100モタードのメンテナンス?いやオーバーホールでしょ!

前回のブログで「エンジンからの異常なくらいの異音が発生」を書きましたが、エンジンを総バラし、とりあえずは原因が解ったので報告です。

異音の原因はミッション内のプライマリースタータギヤが欠けて発生した音だと解りました。(o´Å`)=з

壊れた原因は???ですが、思い当たるふしとしては組間違えが一番に考えられますが、おそらく   それは無いかと

xr100モタードの欠けたスターターギアふつうミッション内でギヤが割れると、その破片が他のギヤに噛み込み、ほとんどミッションは使い物にならなくなってしまうものですが、今回は本当に不幸中の幸いです。
画像に写っているギヤだけがダメージを受けました。
(下のが欠けた部分、上側のが欠けた部分を噛み込んでしまったところです。左側のスターターアイドルギヤも常に噛合っているのでダメージが… 拾われた欠けた部分は4個、これ以上細かいのは粉々になってオイルの中へいってしまった様です)

ちなみにミッションは武川の6速クロスミッション(品番02-04-253 すでにモデルチェンジ?マイナーチェンジ?されています)を使用しています。
今回ギヤが欠けたのは、ホンダ純正部品のプライマリースタータギヤで、そのギヤと噛合っている武川製のスタータアイドルギヤも歯の表面は傷だらけになってしまった。(もちろん交換です。)

その他では、ミッションのベアリングも4つあるうち2個は壊れていました。(ものすごくゴリゴリしています。今回は4個とも交換予定です。)また、カウンターシャフトも熱で歪んだのかクランクケースから抜けてきませんでした。(これも交換予定です。)

今回のケースでは結果論だけで終了になってしまいますが、普通はミッションが欠けて無理な力が架かりベアリングまで痛めたと考えるべきですが、ミッション本体(元の設計)も少し怪しく思っています…
この状態では今更、原因までは はっきりしません。

以上がバラしてとりあえず解った事です。(ぶっちゃけ原因が解ってよかったです。)
これから部品のオーダーです。
栗拾い に間に合うか?

おまけ 以前に紹介した、パーマテックス(Permatex)ベアリング固定用接着剤 は、クランクベアリング大胆部には効いていませんでした。OKだったのは、カムシャフトのベアリングとミッションのベアリングです。クリアランスが大きいところには不向きだったようです。