2015年4月16日木曜日

デッドニングで使う “ヘラ” とコロコロ “ローラー”
レアルシルト制振材を貼るのに要るの?要らない?

デッドニングで制振材を押さえつけるヘラコロコロローラーについて

自分が購入前に疑問に思った事
レジェトレックスやレアルシルトの制振材の貼付け方法は?制振材を押さえつける(擦りつける)ヘラローラーはどの程度使うのだろうか?
また、同様に制振材を押さえつけるヘラローラーは使いやすいのか?

まずはコロコロのローラーから
ローラーについては入手しやすいものはエーモンからAODEAブランドで販売されている品番2191のもの

実売価税込¥400前後と、とってもリーズナブル。
エーモン【2191】デッドニング用コロコロローラー■制振シートの圧着に ■ローラー状の為、効果的に圧着できるエーモン2191デッドニング用コロコロローラーのローラー部のアップ。なんとローラーは軸に差してあるだけ!
拘るところかどうかは解らないが、ローラーにベアリングが無い為、私は見送った。

で、どうしたのか?
アサヒペンで壁紙圧着用の“おさえローラー”
品番:979 これなら「プロ仕様のベアリング付き」なのです♪
アサヒペン プロ仕様おさえローラー 32MM 979 量産すれば価格もそれなりに安くなるアサヒペン 979 プロ仕様おさえローラー32MM。コロコロローラー部分のアップ。ベアリング仕様のローラーはナットで止まっています。アサヒペン979プロ仕様おさえローラー32MM 柄から伸びたローラーステーも丈夫な作り
しかもこのアサヒペンのローラーも凄くリーズナブル!
税込実売価で¥600前後で購入出来ます。
デッドニングをDIYでやる人より、壁紙の張り替えをDIYでやる人の方が多いって事でしょうね。
ホームセンターの壁紙を販売している道具コーナーでチェックして下さいね。

お次はヘラです
へらについてはオーディオテクニカから販売されているものとエーモンから販売されている品番2192を購入しました。

オーディオテクニカのアクワイエシリーズの制振材を圧着させるヘラは「さぞかし押しやすく使いやすいんだろう」が購入前の想像でした。
売っている所も少なかったし…
オーディオテクニカのデッドニング用ヘラ 先端部分のアールが気になるヘラです。 オーディオテクニカのデッドニング用ヘラ ロゴの入ったグリップ部 オーディオテクニカのデッドニング用ヘラ 先端部分はタガネの様な形状ですが、切れません。 オーディオテクニカのデッドニング用ヘラ 柄の部分先端でも擦り付ける事が出来ます。
先端が尖った作りで柄の部分のアールは小さめで、ヘラ先端部分は尖ってはいないが、尖ったイメージ

エーモン【2192】デッドニング用ヘラ 一方エーモンのヘラは万人向けなのか面取り等は全て大きめの作り
全長は両方共に同じ様な大きさの全長170㎜くらい
樹脂の材質は同じ様な感じだが厚みがエーモンの方が薄く、しなりが大きく何だか頼りない感じがします。

但し、面取りの大きさから大雑把の施工が出来そうな気がするのもいいところかな

エーモン2192デッドニング用ヘラ エーモン(2192)デッドニング用ヘラ 柄の部分が広がったグリップ部は意外な程使いやすい
画像のヘラについてはムーヴカスタムのデッドニング1台分施工した後のものになりますが、施工に使用したのは意外かと思われますが、ほとんどがエーモンのヘラを使用しました。
面取りの大きさが制振材を圧着させるには押し易いのです。
特に柄の半円状の形状は絶妙だと思います。このヘラはイチから設計したのであれば流石エーモンといわざる得ない。

但し、若干しなりが大きいのが気になるところで素材は同じで良いと思うので厚みをもう少し持たせてしなりを減らせた作りにすればもっと使いやすいだろうになぁ~

オーディオテクニカのヘラは面取りの小ささから制振材のアルミの部分に刺さりそうになるって言えばいいのかなぁ?力が集中してシワが寄るかな?

割合にするとエーモン:9割五分、オーディオテクニカ:五分、アサヒペンのローラーはゼロです。

エーモンの内張はがし意外にこの小さいのが圧着に役立つ時があります。
他のブログを見ているとコロコロを使った制振材の圧着をうたっていますが、確実にヘラの方が効率が良いと思います。
私も購入したので数枚短冊状の制振材を圧着させましたが結果、使わなかったです。
単純にローラーで圧着させるには腕の力が相当必用に感じました。

制振材の圧着は接着面の空気を抜く様にしごいていけばいい訳ですから自分に合った物を選びましょう。
デッドニングはある意味体力勝負です(笑)