キャブセッティングについてはだいぶ時間が空いてしまいましたし、実際時間がかかってしまったのも事実です。
まずは、前回までのセッティング編を見ていない方はそこから
KEIHIN PWK28 キャブレターの取付けとキャブセッティング (2006/12/15)
KEIHIN PWK28 キャブレターの リ・セッティング開始 (2007/02/21)
KEIHIN PWK28 キャブレターの リ・セッティング その2 (2007/03/03)
SP武川 KEIHIN PE28キャブレター用 コネクティングチューブの破損(T_T) (2007/03/16)
KEIHIN PWK28キャブレター の リ・セッティング おまけ編 油面調整 (2007/03/20)
実際に今まで調子のいい時、悪い時、セッティングをいろいろ変えたが全くダメな方向だったりして心が折れそうになる事もしばしばあり、サーキットの走行会等もあり、その度に不都合や、対策をして来て相当な遠回りをしてきましたが、最近はかなり安定した状態で使えています。
エンジンの仕様
武川スーパーヘッド・ステージ3(ボアアップキット124cc)
JRP オイルシャワーヘッドカバー
デイトナ レーシングアウターローター
武川のPE28用コネクティングチューブ(ブリーザーは還元無し)を使ったエアクリーナーボックス仕様(マニホールドはキタコのPWK28用)
エアクリーナーボックスのダクト吸入口はレーサーXR100用を使用し、蓋はユニフィルターを6個付けて吸気効率を上げています。
エアクリーナーはK&N製の物を加工して使用
オイルキャッチタンク(ワンオフ)
ヨシムラ トライコーンチタンサイクロンR-specマフラー
がセッティングに関わる主要部品になります。
このPWK28キャブレターのセッティングポイントはアイドリング~アクセル開度1/4までのセットアップで、今の今まで苦労し続けたところではある。(実際サーキットではその回転域は使わないので、どうにでもなってしまうところなんですが、街乗りバイクには絶対に必要です。)
キャブセッティングをしていて状況が一番に変わったのがオイルキャッチタンクを付けた時でした。これには取り付けた本人もびっくりするほどで、エンジンの冷却時や、暖気後でもアイドリング付近のキャブセッティングに影響されず、油温に対する変化が少なくエンジンの回り方も非常にスムーズになった。
その次は、やっぱりカッタウェイ(CA)である。
特に、カッタウェイ(CA)については極低速域(アクセル開度1/8以下)で影響し、今回の仕様でも#5→#4→#3.5→#4と薄いところから濃い症状になるところまで変更しベストな位置に戻す。
ジェットニードル(JN)については今だ微妙なところでN80FかN80Gのどちらかがいいのか未だ悩み中!
(N80Fだとちょっと濃さそうだし、N80Gだとちょっと薄そうどっちつかずである)
クリップ位置は2段目~3段目(N80Fが2.5段目、N80Gが3段目)がベスト
スロージェット(SJ)が#35で
エアスクリュー(AS)戻し値は3/4~1回転戻し
メインジェット(MJ)は#115(アクセル全開でエンジンを回して乗っていないが、少し濃さそうです。最小でも#110程度で収まるはずです。)
まとめると
メインジェット(MJ)#115
スロージェット(SJ)#35
エアスクリュー(AS)戻し値3/4~1
カッタウェイ(CA)#4
ジェットニードル(JN)N80FもしくはN80G、クリップ段数2~3
と、まあこんなところです。アイドリングも約1800rpmで安定しています。
おそらく このままのセットで年間通して使えそうですが、ユニフィルターを付けたエアクリナーボックスの蓋の吸気音がうるさいので、ひょっとしたら蓋はノーマルに戻すかもしれません。
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