興和精機(kowa) ホンダ純正(HONDA) FLOAT LEVEL GAUGE
(KEIHIN PWK28キャブレター の リ・セッティング おまけ編)
キャブレターの油面調整には必須アイテムです。
キャブレターセッティング なかなか進みません。(T_T)
その中 ふと思ったのがキャブレターの油面である。
油面は購入時そのままではあったが、ちょっと見てみようかなと思ったのが1週間くらい前で、なかなかキャブをバラすチャンスはありませんでした。
3日ほど前にそのチャンスは訪れ早速キャブをばらし油面を測定!(>_<)
このKEIHIN PWK28キャブレター油面の標準設定値は19㎜です。
ノギスで測定したところ 18㎜???
なんと1㎜ずれていたのです。
いつからずれていたのかは解りませんが、油面を正規の位置に戻しセッティングのやり直しです。
私の経験上、油面の高さは標準値からずれるとセッティングに影響し、一般的には油面が高くなるとセッティングが濃くなり、低くなると薄くなる事ぐらいしか知らず、油面での有効なセッティング方法はもちろん知らず 常に、標準値で使用してきましたので今回も一旦、標準値に戻し使用することにする事にしました。
油面は通常ノギスで測定すればOKですが、PWK28のフロート部は形状が複雑でノギスで横から覗くと微妙に解りづらいので専用の工具を購入しました。
商品はHONDA純正部品の特殊工具で商品名は「油面ゲージ」 (英文では FLOAT LEVEL GAUGE)でホンダの品番は 07401-0010000 です。
¥3,150(税込)ナリ!
(製造元は 興和精機株式会社 ですがホンダ純正扱いのためホームページには載っていません)
汎用品なのでほとんどのキャブレターに使用出来ると思います。
(でも4連キャブだと4個とも油面を合わせないといけないので大変ですね。)
この油面ゲージの使用方法は、至って簡単です。
フロートボディーの幅にゲージ(メーカー呼称:サポートアーム)を合わせ、フロートクリアランス測定用のスケールを(PWK28の標準値の19㎜に)合わせ あとはフロート部に宛がってクリアランスが無くなるまでフロートバルブの接触面を調整すればOKと言う訳です。
しかし、結構作りがアバウトな製品の為、フロートクリアランスの測定部分はノギスにて寸法を確認しました。
このゲージはさすが専用品!
PWK28の解りづらいフロート部の測定をするのは簡単ででしたが、適正クリアランスの油面調整には30分程の時間を要しました。
んー? やはりといいますか ノギスで測定したのと この専用ゲージを使用したのでは0.5㎜程のズレがありました。
また、フロートの左右のズレもありこの修正もあわせて同時に行いました。
やっぱり目測でやってイイところとダメなところが有るんですね。0.5㎜がセッティングにどれだけ影響するか解りませんが、セッティングを進めていくうえで基準値は必要ですからね。
この油面ゲージ 購入以前は結構バカにしていました。ノギスで出来ることなのに何故?? と思っていましたが、有るのと無いとでは大違い!反省です。m(_ _)m
目測でノギス計測をしていたのがアホみたいに簡単に感じたことで、この作業をするときは有った方が◎です。
工具としてのクオリティーは非常に低いですが おすすめの逸品に入れておきます。 (油面調整はめんどくさい!でも基本は大切です。)
2007/10/25追記
この油面ゲージ我ら貧乏人の見方 ストレートより発売されていました。
フロートレベルゲージ (←くわしくはこちらより)
ぶっちゃけ値段も¥1,000以上安いし、固定部のカシメもストレート製の方がしっかりしているような気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿