2007年3月25日日曜日

欲しかった!クニペックス スナップリングプライヤー
4811-J1,4911-A1,4921-A01,4911-A2

KNIPEX Precision Circlip Pliers


オートバイいじりに最適なスナップリングプライヤーは? の第2弾です。

去年とあるショップの安売りでクニペックスのスナップリングプライヤーに出会ってしまい… いつもの衝動買いをしてしまいました。

この商品、今までのスナップリングプライヤーと違い?使用時にがっちりホールドする様に開発されたもので、これ以上の強度と使用感に優れたスナップリングプライヤーが有っただろうかと思える程の出来映えである。(商品説明ではである。)
また、にぎり物では、高評価&抜群の作りのKNIPEX 商品に間違えは無いであろう。

Dsc31501 右の画像をクリックして大きくして見ていただきたい。
クニペックス社のカタログから拝借させていただきましたが、このスナップリングプライヤーの特徴でもあり、全てかも知れません。
それは先端部分に平らな座面がありそこでスナップリングをホールドし、取付け取り外し時に ねじれない様に出来ているのです。(考えたヤツ作ったヤツ偉い!)特に取り外し時ねじれて外せない事なんてよくありますよね。何回やってもパチンパチン外れて超ムカつく時が今まで何度か…

安かった事もあり、一挙に4本も購入してしまいました。(^_^;
knipex 48 11 J1スナップリングプライヤーknipex 49 11 A1 スナップリングプライヤーknipex 49 21 A01スナップリングプライヤーknipex 49 11 A2スナップリングプライヤー
  タイプ  品番   全長   適用範囲
穴用 48 11 J1 140mm  12~25㎜
軸用 49 11 A1 140mm  10~25㎜
軸用 49 21 A01 130mm  10~25㎜
軸用 49 11 A2 180mm  19~60㎜

購入後、友人のXJR400Rのフロントマスターシリンダーのオーバーホールをする際、やっと初登場のはずだったのですが…
使えなぁ~い… f(^_^)

スナップリングプライヤーの先端部分(ボディー側)のサイズが太すぎて入らなかったのです。(ToT)
Dscf34294
素敵なMAC TOOLS
メーカー表記の軸寸法は合っていたのに…
 (# ̄З ̄) ブツブツ??

初めは削って使ってやろうかと思いましたが、同僚の素敵な MAC TOOLSのスナップリングプライヤーを借りその場は しのぎました。
KNIPEXにがっかり?いや、自分に「ちゃんとサイズ見て買え」って感じでした。(おそらく最小寸法と、最大寸法の兼ね合いで、使える最小側の寸法でしたから)

Dscf34611 前回の「オートバイいじりに最適なスナップリングプライヤーは?」の中で穴用、軸用を1個まとめたのに今回のブログでは その逆で、しかも使えなかったりで今回の買い物は失敗なのか?成功なのか?

皆様、工具のサイズは対象物のサイズをよく見てから買いましょう。大は小を兼ねません。

先端の出来はため息が出るほど良いんですけどね。(先端のスナップリングプライヤーの穴に刺さる部分は後から挿入されています。この作り方の方が量産時、不良品の割合が減るのかな?)

2007年3月20日火曜日

PWK28キャブレターの油面調整
油面ゲージ(フロートレベルゲージ)

興和精機(kowa) ホンダ純正(HONDA) FLOAT LEVEL GAUGE


(KEIHIN PWK28キャブレター の リ・セッティング おまけ編)
キャブレターの油面調整には必須アイテムです。


キャブレターセッティング なかなか進みません。(T_T)

その中 ふと思ったのがキャブレターの油面である。
油面は購入時そのままではあったが、ちょっと見てみようかなと思ったのが1週間くらい前で、なかなかキャブをバラすチャンスはありませんでした。

3日ほど前にそのチャンスは訪れ早速キャブをばらし油面を測定!(>_<)

keihin pwk28の油面調整 このKEIHIN PWK28キャブレター油面の標準設定値は19㎜です。
ノギスで測定したところ 18㎜???
なんと1㎜ずれていたのです。
いつからずれていたのかは解りませんが、油面を正規の位置に戻しセッティングのやり直しです。

私の経験上、油面の高さは標準値からずれるとセッティングに影響し、一般的には油面が高くなるとセッティングが濃くなり、低くなると薄くなる事ぐらいしか知らず、油面での有効なセッティング方法はもちろん知らず  常に、標準値で使用してきましたので今回も一旦、標準値に戻し使用することにする事にしました。

ホンダ純正の油面ゲージ油面は通常ノギスで測定すればOKですが、PWK28のフロート部は形状が複雑でノギスで横から覗くと微妙に解りづらいので専用の工具を購入しました。

商品はHONDA純正部品の特殊工具で商品名は「油面ゲージ」 (英文では FLOAT LEVEL GAUGE)でホンダの品番は 07401-0010000 です。
¥3,150(税込)ナリ!
(製造元は 興和精機株式会社 ですがホンダ純正扱いのためホームページには載っていません)

ホンダ純正の油面ゲージ 正しい使い方汎用品なのでほとんどのキャブレターに使用出来ると思います。
(でも4連キャブだと4個とも油面を合わせないといけないので大変ですね。)

この油面ゲージの使用方法は、至って簡単です。
フロートボディーの幅にゲージ(メーカー呼称:サポートアーム)を合わせ、フロートクリアランス測定用のスケールを(PWK28の標準値の19㎜に)合わせ あとはフロート部に宛がってクリアランスが無くなるまでフロートバルブの接触面を調整すればOKと言う訳です。
しかし、結構作りがアバウトな製品の為、フロートクリアランスの測定部分はノギスにて寸法を確認しました。

以外に油面調整は大変、めんどくさいです。
このゲージはさすが専用品!
PWK28の解りづらいフロート部の測定をするのは簡単ででしたが、適正クリアランスの油面調整には30分程の時間を要しました。
んー? やはりといいますか ノギスで測定したのと この専用ゲージを使用したのでは0.5㎜程のズレがありました。
また、フロートの左右のズレもありこの修正もあわせて同時に行いました。
 やっぱり目測でやってイイところとダメなところが有るんですね。0.5㎜がセッティングにどれだけ影響するか解りませんが、セッティングを進めていくうえで基準値は必要ですからね。

PWK28キャブレターの油面の測定方法この油面ゲージ 購入以前は結構バカにしていました。ノギスで出来ることなのに何故?? と思っていましたが、有るのと無いとでは大違い!反省です。m(_ _)m
目測でノギス計測をしていたのがアホみたいに簡単に感じたことで、この作業をするときは有った方が◎です。
工具としてのクオリティーは非常に低いですが おすすめの逸品に入れておきます。 (油面調整はめんどくさい!でも基本は大切です。)


2007/10/25追記
この油面ゲージ我ら貧乏人の見方 ストレートより発売されていました。
フロートレベルゲージ (←くわしくはこちらより)

ぶっちゃけ値段も¥1,000以上安いし、固定部のカシメもストレート製の方がしっかりしているような気がします。

 
2007年3月19日月曜日

バーコ 2928-200
スナップリングプライヤー 軸穴兼用切り替えタイプ

オートバイいじりに最適なスナップリングプライヤーは?(C形止め輪プライヤーとも言うらしい)

興和精機 スナップリングプライヤー穴用スナップリングプライヤーの買い直しを検討したのが4年前
今まで穴用、軸用を別々に所持していたが、軸用が紛失。(紛失したのはもっと前の話)
せっかくなので?これを穴、軸共用タイプを購入し、工具箱の中をスッキリさせようと考え商品を選択しました。

日本製、海外製、いろいろ探してみたが、当時どちらかといえばアンチスナップオンであった私は初期の段階からスナップオンは除外して検討していました。
また、商品を決定するにあたり強度も考慮しなくてはならない条件のひとつでありました。

bahco 2928-200 そして検討したうえで購入したのがBAHCOの商品でした。
メーカー BAHCO(バーコ)
品番 2928-200
品名 スナップリング プライヤー 軸穴兼用切り替えタイプ
全長 200㎜
厚さ 20㎜
対応寸法 穴軸共に10~48㎜

変わったデザインに、変わった切り替え方法もコレに決めた理由です。(一種のチャレンジャーとも言うが…)

画像をクリックしていたければ大きくなるので是非見て欲しい!
bahco 2928-200穴用、軸用の切り替えはワンタッチでは出来ません。
矢印のスライドボタンを押して切り替えます。(真ん中のメインプレートを上下のプレートで片側ずつドッキングさせ開く、閉じるを制御しています。←すいませんうまく説明できません。)

また、このスライドボタンは指で押して切り替える事は出来ず、ドライバー等の工具でスライドボタンを押す必要があります。
爪の付け替えは国産のKTCと同じような感じです。(イモネジを廻して取り外し、取付けをします。)

私の中では、この買い物は失敗した部類に入ります。(おそらく?)
一番のポイントがサイズで全長200㎜は やはりデカイ!!の一言。
この工具を選ぶ際、対象物のサイズばかり気にしてしまい工具本体のサイズは全く気にしていなかったのが失敗でした。

(このバーコのスナップリングプライヤーのシリーズには160㎜サイズもラインナップがあり、使用出来る最大の寸法は25㎜であったが、そちらを選んでおけば良かったと思っています。)
実際の使用感は、頻度が少ないこともありコメント出来ません。m(_ _)m

こんなスナップリングプライヤーもあるんだなと言う事で…

2007年3月16日金曜日

コネクティングチューブ の破損(T_T)

SP武川 KEIHIN PE28キャブレター用

XR100モタードの破損したSP武川のコネクティングチューブ 実は先日のブリーザーパイプを付けるときに気付いていたのですが、武川製のコネクティングチューブが、裂けていた?切れていた?… です。
場所的には外側から見て一番見えにくい位置だったため外からは解りませんが、ひっくり返してみると ごらんの通り(画像はわかりやすいようにドライバーで裂けている部分を押しています。)大穴があいております。(ToT)

XR100モタードのコネクティングチューブ用アダプター これは新品にするしか方法がありませんので早速部品を手配し、本日入荷したので早速交換した次第であります。
先日紹介できなかった、コネクティングチューブに取付けした めくら栓の画像も載せておきます。
(出っ張り部分は1.5㎜ですが、コレでもエアクリーナーボックスにちょっと当たっております。)

キャブセッティングいつ出来るのでしょうか?


2007年3月13日火曜日

PB BAUMANN 2212LHC-10 ショートヘッド ヘキサゴンレンチ & MITOLOY(ミトロイ) L型ホローレンチ ボールポイントスタビーショート

PB SWISS TOOLS / PB BAUMANN


PBスイスツール 2212LHC-10 ショートヘッドのヘキサゴンレンチ。先端部分の曲げ角度が100°に設定された使いやすさも狙ったヘックスレンチ作業の頻度が多ければ多いほど登場回数の多いヘキサゴンレンチ
今回は去年(2006年)PBから発売された2212LHC-10ショートヘッドのタイプです。
私は このレンチが発売されてから気にはなっていたのですが、やっと踏ん切りがついたのか?購入に至りました。

PBのボールポイントタイプはぶっちゃけ、高いです。¥7,000は下りません。(;o;)

PB BAUMANNの最もスタンダードな212LHC-10ヘキサゴンレンチ。寸法精度と硬度がポイント左の画像はPBの最もスタンダードなタイプのL型ヘックスレンチ(212LHC-10)、ロングのボールポイントのタイプ。

L型のレンチの有名どころではwera、BONDHUS、MITOLOY で入手が容易で周りの所持率も高いことから(weraが残念な結果になった後は)コレを愛用しています。

商品の精度、使用時のしなり具合等、申し分ない出来で、なんら不満はない逸品であります。


PBスイスツールのスタンダード(212LHC-10)のものとショートヘキサゴンレンチ(2212LHC-10)の先端部分曲げ比較 それでは商品の特徴をちょこっと説明します。
右の画像がスタンダード(212LHC-10)とショートヘッド(2212LHC-10)の曲げ先端部の比較です。
両方共に10㎜のものショートの方はさすがに短く出来ています。

通常のレンチと違って ショートのおもしろいのが、この曲げ角度で コレが100°に設定されているところです。
90°ぢゃなくて何故100°(*_*)

PBスイスツールのショートヘッドヘキサゴンレンチの曲げ角度100°の有効性と利点その下にある絵の画像はメーカーの説明を一部加工し説明させていたいていますが、通常の90°と100°の10°の違いはレンチを廻すためのクリアランスを考えた 設計になっているようです。
特にレンチを回す為の手のクリアランスも確保すると言うところの発想は素敵ですね。

また、ボールポイント先端部も仕様変更をしていました。
左がスタンダード、右がショートです。
pbヘキサゴンレンチ ボールポイント先端部。新タイプと旧タイプでは形状が大分変わりました。画像をクリックして拡大して見てもらえば解りますが、新旧の加工方法も含め形状がかなり変更されています。

製作行程としては旧タイプの方が、だいぶ手間がかかっています。
因みに左が旧タイプのボールポイント部
右が新タイプのボールポイント部
私的にはもちろん左の旧タイプの方が好みですね。

このレンチが良いか悪いかは別にして100°って発想はよく考えた物だと感心してしまいます。

***  さらに比較  ***


ミトロイ(MITOLOY)HBS900S L型ホローレンチ


ミトロイ(MITOLOY)HBS900S L型ホローレンチのショートタイプ。作りは良いのだがメッキを施しているから寸法精度がどの位正確なのか?普通ならココでチャンチャンと終わってしまうところですが、MITOLOYのショートと比較もしたいと思います。

購入当時予算の関係で全長が短い物を購入したと記憶しております。

ミトロイとPBの違いは、
MITOLOYは「限界まで短くして作りました。」
PBは「短い中にも使いやすさを求めた」の違いですかね。

PB SWISS TOOLS・ミトロイのL型ヘキサゴンレンチ先端部曲げのの違い実寸を測ってショックだったのですが、実寸はMITOLOYの方が小さく出来ているのです。(=よりクリアランスが狭い場所での作業が可能!!)
※そりゃ~見ての通りですよね。

クオリティー(主にメッキの違い)はあるものの
実際10㎜のレンチで、3㎜の差は使い勝手大きく出るだろうなと思います。
また、MITOLOYのものは通常の曲げ角度(90°)で出来ているので狭い場所には、より有効かと思います。

PBの方は、まだ使っていないのでこれからどの様な状況で登場するかが楽しみです。

おまけ?
サイズで違うPBのロゴ。ユーザーの立場としては気持ち悪い
PB社は去年 社名ロゴ変更をしました。
現在流通しているものはよく売れるものから新しいロゴに変わって来ている様です。(ランニングチェンジ)
今回紹介したショートヘッド ヘキサゴンレンチはサイズによってロゴが違いました。

何が言いたいのか?
ロゴぐらい揃えて出荷せえ~ちゅうの (-_-;)