2007年3月13日火曜日

PB BAUMANN 2212LHC-10 ショートヘッド ヘキサゴンレンチ & MITOLOY(ミトロイ) L型ホローレンチ ボールポイントスタビーショート

PB SWISS TOOLS / PB BAUMANN


PBスイスツール 2212LHC-10 ショートヘッドのヘキサゴンレンチ。先端部分の曲げ角度が100°に設定された使いやすさも狙ったヘックスレンチ作業の頻度が多ければ多いほど登場回数の多いヘキサゴンレンチ
今回は去年(2006年)PBから発売された2212LHC-10ショートヘッドのタイプです。
私は このレンチが発売されてから気にはなっていたのですが、やっと踏ん切りがついたのか?購入に至りました。

PBのボールポイントタイプはぶっちゃけ、高いです。¥7,000は下りません。(;o;)

PB BAUMANNの最もスタンダードな212LHC-10ヘキサゴンレンチ。寸法精度と硬度がポイント左の画像はPBの最もスタンダードなタイプのL型ヘックスレンチ(212LHC-10)、ロングのボールポイントのタイプ。

L型のレンチの有名どころではwera、BONDHUS、MITOLOY で入手が容易で周りの所持率も高いことから(weraが残念な結果になった後は)コレを愛用しています。

商品の精度、使用時のしなり具合等、申し分ない出来で、なんら不満はない逸品であります。


PBスイスツールのスタンダード(212LHC-10)のものとショートヘキサゴンレンチ(2212LHC-10)の先端部分曲げ比較 それでは商品の特徴をちょこっと説明します。
右の画像がスタンダード(212LHC-10)とショートヘッド(2212LHC-10)の曲げ先端部の比較です。
両方共に10㎜のものショートの方はさすがに短く出来ています。

通常のレンチと違って ショートのおもしろいのが、この曲げ角度で コレが100°に設定されているところです。
90°ぢゃなくて何故100°(*_*)

PBスイスツールのショートヘッドヘキサゴンレンチの曲げ角度100°の有効性と利点その下にある絵の画像はメーカーの説明を一部加工し説明させていたいていますが、通常の90°と100°の10°の違いはレンチを廻すためのクリアランスを考えた 設計になっているようです。
特にレンチを回す為の手のクリアランスも確保すると言うところの発想は素敵ですね。

また、ボールポイント先端部も仕様変更をしていました。
左がスタンダード、右がショートです。
pbヘキサゴンレンチ ボールポイント先端部。新タイプと旧タイプでは形状が大分変わりました。画像をクリックして拡大して見てもらえば解りますが、新旧の加工方法も含め形状がかなり変更されています。

製作行程としては旧タイプの方が、だいぶ手間がかかっています。
因みに左が旧タイプのボールポイント部
右が新タイプのボールポイント部
私的にはもちろん左の旧タイプの方が好みですね。

このレンチが良いか悪いかは別にして100°って発想はよく考えた物だと感心してしまいます。

***  さらに比較  ***


ミトロイ(MITOLOY)HBS900S L型ホローレンチ


ミトロイ(MITOLOY)HBS900S L型ホローレンチのショートタイプ。作りは良いのだがメッキを施しているから寸法精度がどの位正確なのか?普通ならココでチャンチャンと終わってしまうところですが、MITOLOYのショートと比較もしたいと思います。

購入当時予算の関係で全長が短い物を購入したと記憶しております。

ミトロイとPBの違いは、
MITOLOYは「限界まで短くして作りました。」
PBは「短い中にも使いやすさを求めた」の違いですかね。

PB SWISS TOOLS・ミトロイのL型ヘキサゴンレンチ先端部曲げのの違い実寸を測ってショックだったのですが、実寸はMITOLOYの方が小さく出来ているのです。(=よりクリアランスが狭い場所での作業が可能!!)
※そりゃ~見ての通りですよね。

クオリティー(主にメッキの違い)はあるものの
実際10㎜のレンチで、3㎜の差は使い勝手大きく出るだろうなと思います。
また、MITOLOYのものは通常の曲げ角度(90°)で出来ているので狭い場所には、より有効かと思います。

PBの方は、まだ使っていないのでこれからどの様な状況で登場するかが楽しみです。

おまけ?
サイズで違うPBのロゴ。ユーザーの立場としては気持ち悪い
PB社は去年 社名ロゴ変更をしました。
現在流通しているものはよく売れるものから新しいロゴに変わって来ている様です。(ランニングチェンジ)
今回紹介したショートヘッド ヘキサゴンレンチはサイズによってロゴが違いました。

何が言いたいのか?
ロゴぐらい揃えて出荷せえ~ちゅうの (-_-;)

2007年3月12日月曜日

XR100モタードのレスポンスUPを狙い…

ブリーザーパイプ を SET!

XR100モタードへブリーザー機能をエアクリーナーBOXへ還元する形で繋いでみました。たったこれだけで高回転のレスポンスは変わるのか?

キャブセッティングも途中ですが、ちょっとした仕様を変更してみました。
シリンダーヘッドカバーはJRP製のオイルシャワーヘッドに交換済みでしたが、このカバーにはオプションでカバーからの圧抜きが出来るブリーザーが付けられます。

XR100モタードにブリーザーパイプを取付ける2画像。CDIを取付ける今まで単なる目くらボルトが入っていましたが、これを ブリーザーキット を使用し、エアクリーナーBOXに戻す方式にて取り付けてみました。
オイルホースについてはオイルクーラーを取り付けたときに耐油ホースが残っていたので、それを利用しました。(キャブレターとエアクリーナーBOXをつなぐコネクティングチューブにつないであったブリーザー還元パイプはアルミ削りだし?のめくら栓を付けました。画像なし)

XR100モタードにタンクを載せ、エアクリーナーBOXの蓋をしましたょ!これが、結構地味な作業で、画像を見ていただければ解るのですが、上から1枚目がクランクケース、ヘッドカバー、エアクリーナーにホースをつないだところ  2枚目が、その上にCDIを取り付けたところ 3枚目が、その上にタンクを乗せ、エアクリーナーBOXの蓋を付けたところで、タンクまで乗せてしまうと今回やったことは外から見てほとんど解らなくなってしまいます。(ToT)

効果のほどはいかに??
→レースをやっている訳でないので、はっきり言って解りません。レスポンスは良くなる事でしょう?

注:キャッチタンクを取り付けない このブリーザーの取り付けはエアクリーナーBOXにオイルが溜まる可能性が大ありです。私もこれから様子を見ながらになりますが、この後のブログでキャッチタンクが追加で付いた場合はエアクリーナーBOXがオイルでダバダバになったとお思いくださいマシ。


2007.08.10追記
この方式でブリーザーパイプをセットし、miniバイク用サーキットを走行しました。2007.08.09の記事 「走行会でのバイクの(XR100モタード)不都合?何ヶ所か出ました。対策も考えねば…」 で、書きましたが、高回転をキープして走るとエアクリーナーBOXの中へオイルが溜まりました。
なので、この方式のブリーザーパイプの取付はストリート以外は不向きという事で…

いや~DIYって楽しいですね。(^_^;

2007年3月9日金曜日

ネプロスの4種類の1/4”ラチェットハンドルたち
NBR2UN NBR2SUN NBR2FUN NBR2FSUN

NEPROS(ネプロス)6.35sqラチェットレンチ①NBR2UNラチェットハンドル、②NBR2SUNショートラチェットハンドル、③NBR2FUNフレックスラチェットハンドル、④NBR2FSUNショートフレックスラチェットハンドル、⑤NBE28クイックスピンナ。ネプロスのラチェットは見た目の美しさと使い心地が違います。

nepros 6.35sq ラチェットハンドル


KTCミラーネプロスの1/4インチ(6.35mm)のラチェットシリーズです。

全モデルではないですが、6.35㎜スクエアサイズの手持ちのネプロス4本です。
こうやってみると結構 買っちゃってますね。σ(^◇^;)
まずは品番とサイズです。

NBR2UN 全長125㎜ ラチェットハンドル
neprosネプロス ユニオン機構の説明。
単純にはボタンを押さないとソケットの抜き差しが出来ないよ!の忠告みたいなもの
nepros ユニオン機構
NBR2SUN 全長80㎜ ショートラチェットハンドル
NBR2FUN 全長150㎜ フレックスラチェットハンドル
NBR2FSUN 全長100㎜ ショートフレックスラチェットハンドル
NBE28 外径28mm (クイックスピンナ)

ネプロスシリーズ共通の仕様としてラチェットのギヤ数が36枚で現在の内歯式タイプのラチェットとしては標準的な仕様?で、ラチェットヘッドのリリースボタンがユニオン機構と言ってソケットの脱着時プッシュボタンの操作が必要なタイプです。

このユニオン機構が1/4シリーズの曲者で、結構使いづらいのです。

ネプロスの弱点「不用意なリリースを防止するユニオン機構」。コレを逆手にとって普段はプッシュボタンを押さなくてもソケットの抜き差しは出来るようにクイックスピンナを使って作業していたりして…(笑)私の太い指にはリリースボタンを押したつもりでも押せていない時が多々あり「抜けない!」「填まらない!」 があります。(ToT)

そんな時に登場するのが画像⑤のクイックスピンナです。
ソケットの抜差しの多い場合はあらかじめクイックスピンナを装着しておき使用します。

本来、操作時の空転等を補うソケットパーツですが、こんな使い道もあります。
そうすればリリースボタンを操作することなくソケットの抜差しが簡単OK!😃

また、フレックスのラチェットハンドルは意外や意外?思った以上に使いづらいです。
これはどうしようもないことで支点、力点の関係で特にディープソケット使用時はラチェットヘッド付近を支えなければ、うまく力を伝える事が出来ません。

力の入れ加減を間違えるとボルトの頭を痛めることになります。(グリップ部を持って力をかけると勝手にカクカク曲がってしまう) フレックスヘッドのラチェットをファーストラチェットとして購入する方は注意が必要です。
購入前にフィーリングのチェックが必要です。

NEPROS(ネプロス)ラチェットレンチのマイナーチェンジはされたものの、ネックのユニオン機構のプッシュボタンは普通の感覚では押しきれません。 そして最後に!ネプロスのラチェットは一般的に公開されていませんが、マイナーチェンジをしているようです。

私の持っているものでは右画像が旧タイプと新タイプです。
ちょっと解りにくいかもしれませんが、リリースボタンの周辺のテーパーの大きさが旧タイプは小さいです。(フレックタイプの方が旧タイプです。)

もちろん新タイプの方が操作しやすいことは間違えありません。(でも、どちらも私の指では押しづらい😆)

で、ネプロスのラチェットってどうなの?と言われたらNBR2UN(全長125mm)のもっともスタンダードなものが使いやすいです。(リリースボタンは改良の余地あり)
ネプロスの完成度は外観を含め他のメーカーではマネできない細かいところの作りの良さが際立っています。
個人的にはフレックスタイプの形状は好きなんですが、角度固定が出来れば最高だと思います。

2007年3月7日水曜日

スナップオン TH737/FHC737 スイベルラチェット
スナップオン旧グリップ交換

Snap-on Ratchet, Round Head, Long Flex Head, Soft Grip, 6 7/8"


スナップオンTH737/FHC737 スイベル ラチェット。このスイベルラチェットのグリップはソフトグリップタイプ。見た目はスリムでよいのですが使用後の清掃が大変ですのでグリップは交換しようと思います。今まで紹介させていただいた中で STRAIGHT スイベル・スタビー・ラチェットレンチの使い あまりの使いやすさに気分を良くした自分は次に本物が欲しくなってしょうがなくなった。(本物って…)

そこで各メーカーのスイベルタイプを探し出しました。
Snap-on(175mm)ko-ken(280mm)DeenFACOM(268mm)Pro-Auto(145mm) と何種類かはピックアップしたものの、ヘッド部が比較的小さめのものを選択した。

ピックアップ中、現物を見に何件かSHOPを廻ったが、Deenの商品は現物を見て一番ガッカリしたラチェットであった。
何がいけないかと言いますとグリップのテカテカ感からくる おもちゃチックなところです。(自社のHPでは高級感あふれるアナウンスをしているが、現物は高級感とは程遠い代物であったのは残念である。) 

その中でチョイスしたのはスナップオン!(Snap-on)まずはバイクいじりに適したサイズの1/4スクエアのものでTH737を購入!(上画像②の物です。)
全長は175mmでギヤ数は39枚、全長がチョット長めでは有るが使い勝手は良さげである。

スナップオン TH737/FHC737 スイベル ラチェットのグリップ交換をする前の姿 そしてますますスイベルが気に入ってしまった私は3/8スクエアのスナップオンFHC737も購入してしまいました。左の画像が比較画像ですが、1/4、3/8は外見だけではソケット差込みのスクエア部以外違いはほとんどありません。

現在のスナップオンのグリップはソフトグリップタイプの物になり力を掛けるときは、このグリップ良いとは思うのですが、軍手で使った後はグリップに軍手の繊維が付着してケバケバになってしまうし、その後のグリップの清掃も大変な事から旧プラスチックグリップに変更しました。(ただ単に私が旧グリップが好きと言う理由もあります)

snap-onスナップオンFHC737 スイベル ラチェット と ストレート製のスイベルラチェット右側画像のグリップが付いてない物がFHC737の3/8の物になります。

外したグリップは粉砕しながらだったので見せられた物ではありません。もち画像は無し

グリップ交換後の全長は175mmから165mmへなり多少コンパクトになりました。1/4サイズのラチェットとしては少々大きいですが、出来映えは満足しております。

おまけになってしまいますが先日紹介させていただいたストレート製の物と比較画像を載せておきます。ギヤ数の違いからか、ヘッド部の厚みは相当違います。 (画像ではちょっと解りづらいです)
寸法表示してある部分はヘッド本体だけなので1mm程の差しかありませんが、ON/OFFの切替えノブやスクエアの根元部分まで加えると4mm近く違いがあります。ストレート製のものは素直なところ頭「でかっ!」って思います。
実際に使うとヘッド部の厚みの違いより、ギヤ数の違いからくるフィーリングの方が大きく違いが感じられます。

で、実際の使用感は?? と言いますと かなりイケてると思います。(^_^)
構造上、強い力をかけると、しなるのかなと思っていましたが、しなる感じはほとんどありません。
また、斜めからも力を架けられるのでソケットに対しての角度の自由度が大きく気づくと対象物から手の当たらない間隔をおいて回していることが多いです。(肝心なのは緩める時の一発と、締めるときだけですからね)
スナップオンらしくない?空転時のカリカリ感などスナップオンのシールドタイプのラチェットとは比べものにならないくらい軽快に使用できます。これもまた、おすすめの逸品です。

まんま旧タイプのTM737の入手が可能ならそれに越した事は無いでしょう(笑)

以前の「STRAIGHT スイベル・スタビー・ラチェットレンチ」の記事へ

2007年3月3日土曜日

PWK28 キャブレター の リ・セッティング その2

KEIHIN PWK28 キャブレター

セッティング用に新たに購入したn80a,n80n,n80c,n80d,n80e,n80f、PWK28用ジェットニードル ぽちぽちセッティングをやっていますが、結構ヤケクソ状態みたいになってきました。前回のエンジンの仕様では薄くする方向だったのに今回はどちらかといえば濃くする方向?になってきました。手持ちのジェットニードルではもうちょっとのところでいい線にいくのに、もうワンサイズ濃くしたい!と言う気持ちから…

今まで持っていなかった濃くする方向のジェットニードルを買ってしまいました。今回購入したのはN80のA,B,C,D,E,Fの6本 もうこれで販売されているニードル全部揃っちゃいました。 はっきりいってアホですね。(*_*)

続きはまた後日

以前の記事のリンクです。
KEIHIN PWK28キャブレターの リ・セッティング開始
KEIHIN PWK28 の取付けとキャブセッティング