2022年3月1日火曜日

ブレーキの効かないママチャリにSHIMANO BR-C6000
ハブローラーブレーキを付けてみたら

先日お伝えした
まだ、この記事を見ていない方は是非ご覧になってください。

SHIMANO BR-C6000 の画像。クーリングフィンが大きくいかにも効きそうなハブローラーブレーキである。
実際にヤマハ パス ナチュラLデラックス 2016年モデル (いわゆるママチャリの電動アシスト自転車)にBR-C6000-Rを取り付けてみました。

取付けと言っても実際にはノーマルのBR-IM31と交換ですね。
交換中の画像については用意してありません。
※交換時のポイントのみ記載しておきます。

SHIMANOインナー固定ツール TL-IM21 の商品画像
ローラーブレーキの交換だけであれば特殊工具は必要ありません。
対辺17mm、15mm、14mm、10mm(2個必要)のレンチ、#2プラスドライバーでOK!
別途用意するもの:ケーブルキャップと、カシメ用の工具(ニッパでもOK)

交換の際、リヤブレーキケーブル(ブレーキワイヤー)は交換の必要はありませんでした。そのまま取付けが可能です。
SHIMANO BR-C3000/BR-C6000取説より抜粋。ケーブル調整ボルトのインナーケーブル調整長さ
もちろんブレーキレバーも交換せず、そのまま取付ける事が可能です。
※ブレーキレバーを替えないとブレーキの性能を発揮できない。→ 確かにそうかもしれません。レバー比などでワイヤーの引きしろやレバーストロークが変わるのも理解していますが、ノーマルレバーで引き切れれば、そこはママチャリです。変にスポーツタイプのブレーキレバーが付いている方が問題。これでいいのだ!

取説に記載のある (右上図)
BR-C6000をママチャリに付けた時のインナーケーブルの調整
シマノ(SHIMANO) インナー固定ツール TL-IM21ですが「あれば便利そう」と思いました。(買う気は全くなかったのですけど…)
ケーブル長の調整が99mmとなっていますが、96mm±1mmあたりがちょうどいいと思います。
※実際に99mmで組みましたがケーブル調整ボルトで調整出来る範囲に収まらず再度組み直しました。

因みに画像のもので、(b)寸法 97mmに調整して組んだものです。既にケーブルアジャストボルトの調整2mmは引いた状態になっています。

最後にケーブルキャップを取り付けて完成です
ワイヤーケーブルキャップのカシメ加絞たケーブルキャップ

交換後のBR-C6000-Rブレーキの効きについて
メチャクチャ効くのか?と言われればそうでも無いのが事実。
ブレーキの効きの初期は遅めに立ち上がりレバーを握った分、制動を得られる様な感じです。
こう書くと「なんだブレーキ効かないんじゃない!」と思われてしまいますが、ママチャリに標準装着されているBR-IM31と比較すると雲泥の差があります。
※BR-IM31は力一杯ブレーキレバー握っても軽くブレーキが効いている状態で “スゥ~” って感じですからね。

このBR-C6000だと思いっきりブレーキレバーを握る事はまず考えにくく、スピードと制動距離を考えてブレーキをかけられる様になります。
今まではリヤブレーキは引きずるだけのブレーキが、制動の為にブレーキコントロールが出来る装置に変化(変貌)します。
※おそらくブレーキロックさせるも可能なんじゃないかと思いますが、恐ろしくて出来ない(笑)
YAMAHA PAS Natura-L-Deluxe にSHIMANO NEXUS ハブローラーブレーキ BR-C6000-Rを取付け(交換)装着後
外観上一番のネックはクーリングフィンの大きさで、流石に「デカいだろ!」と思うのは私だけでしょうか?(全体像で見ればそうでもないかも…)

交換して最も効果的なのはママチャリの中でも重量のある子ども乗せタイプのブリヂストンだとビッケシリーズ、ヤマハだとBabyシリーズ、重い自転車ほど有効なブレーキでしょう。
あっ💦体重の重い私にもピッタリ!🤣

  

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