2007年2月22日木曜日

S・K タイガーウェーブ リバーシブル ワイヤーツイスター

S・K (MILBER ミルバー) sk?

S・K タイガーウェーブ リバーシブル ワイヤーツイスター 7726レースをしてる方は必ず使われる?
ワイヤーツイスターを紹介します。

その昔はあまり安いワイヤーツイスターは売っておらず、一番最初に買ったのは¥9,000くらいしたかと記憶しています。(今から10ウン年前のはなし)
今では台湾ツールが、出回っておりますので安いのは¥3,000を切るお値段で買えます。
初心者には、非常に良い時代になりました。

今回紹介させていただくワイヤーツイスターはもともとUSA製で製造元はMILBER(ミルバー)社で製造されている商品らしいのですが、日本には残念ながらMILBERの商品はわずかなアイテムしか輸入されておらず、お目当てのワイヤーツイスターは輸入されていませんでした。

そこでOEM供給を受けていて、
同仕様のこの製品 SK(エスケー)社の商品を入手しました。
skタイガーウェーブ リバーシブル ワイヤーツイスター (MILBER ミルバー)7726SKタイガーウェーブ リバーシブル ワイヤーツイスター (MILBER ミルバー)7726
skタイガーウェーブ リバーシブル ワイヤーツイスター (MILBER ミルバー)7726ロックskタイガーウェーブ リバーシブル ワイヤーツイスター (MILBER ミルバー)7726 切換え skタイガーウェーブ リバーシブル ワイヤーツイスター (MILBER ミルバー)7726 ミルバーの説明
今まではやっぱり安物?を使っていましたので、
そのフィーリングの違いに驚きました。

大きく違うのはワイヤーを掴むときのロック機構です。
ワイヤーツイスターなのでワイヤーを掴んだ状態で本体のロックを掛ける事が必要になります。
そのロックを掛ける時は握ったままでロックをするのですが、その握る時の力が半分以下、ロックレバーを移動させる時の力も半分以下です。このロックを掛けるときの力の差はかなりあり、何本かワイヤーロックをしなくてはいけない状況の場合やロックのかけ直しが多い場合は差が出てくるところです。

また、台湾製の物は勢いよくパチンパチンやると勝手にロックが解除されてしまうことがあります。
何度も外れると結構イライラします。(ロック部は加工修正で状況は多少改善はされます。)

あとは画像を見ていただければ解ると思います。先端部分の違い、SKの商品が左右どちらでも回転出来る事です。
はっきり言ってものすごく使いやすいんですが、お値段が… 台湾製4本は買えます。

2007年2月21日水曜日

PWK28 キャブレター の リ・セッティング 開始

KEIHIN PWK28 キャブレター

xr100モタード K&Nのリプレイスメントフィルターの加工をして吸入効率のUPを目指します。Takegawaのエンジンの組み直しも終わり、やっと走れる状態になったのでキャブレターのリ・セッティングを開始しました。

いちおう以前のままでのセッティングでエンジンの始動は可能でしたがスロー系が薄くアフターファイヤーがものすごく、そのままでは走行にかなりの不都合がありましたので、やむなく リ・スタートです。

そしてちょっとした仕様変更を加えました。
xr100モタード ノーマルのエアクリーナーボックスの蓋にユニフィルターを6個取付けて吸入量のUPです。今までエアクリーナーBOXは使っていたものの キャブレターの吸気音が大きかったので今回はエアクリーナーを取付ける事にしました。
+ キャブレターBOXの左側の蓋に付けたユニフィルターも吸気音増大の原因であったので今回新たに新品を注文し、ノーマルに戻すことにしました。(ボックスの蓋は交換するだけなので非常に簡単)
また、エアクリーナー本体は吸入効率を考えK&N製の物を加工して取付ける事にしました。(状態は上画像を見てください。)

季節的にセッティングするのはまだ少し厳しい時期(寒い!)なので、わざわざセッティングをしに走りに行くような事はなく、朝晩の通勤でちょこっと様子を見ながらセッティングを変えていくので、しばらく時間は掛かりそうですが完成の域まで達したらまた書きます。

xr100モタードにK&Nリプレイスメントフィルターを加工して取付おまけ
以前に1回だけKEIHIN PE28のキャブレターを付けてセッティングに挑戦しようかと思った事があり
ました。
30分くらい走行して断念!理由:あまりに基本セッティングがずれていて、セッティングパーツの入手が不可能だと思いあえなく却下!
走行時間1時間足らずでした。(T_T)

以前のセッティング編はこちらからどうぞ!

2007年2月18日日曜日

ハゼット 863Q 1/4インチ T型ラチェットハンドル

HAZET Reversible Ratchet with T-Handle

ハゼット 863Q T型ラチェットハンドル ちょっと変わりネタ?のラチェットです。
もともとバイクの整備には欠かせない?T型レンチ!
効率よく作業するには必須アイテム??である。

今回紹介するHAZETの863Qのラチェットは
スペック的に6.35㎜の1/4”ドライブでギヤ数は20枚 全長は100mm と単体の商品で見れば結構小さいです。
ソケット部の差込み、取外しはプッシュボタンを押さないと出来ないタイプです。
この機構は結構いいんです。
このラチェットの使用時には必ずエクステンションバーと一緒に使用しますが、ソケット交換時にエクステンションバーが抜ける事はありません。(上記のプッシュボタン機構によりボタンを押さない限り保持されたままになります。)

外見は板ラチェットに樹脂カバーを付けた様なデザインで高級感は全く無いのが残念なところでもあります。
樹脂の部分の多さから どちらかと言えば おもちゃチックですね。
また、ギヤ数は20枚と結構ゴツゴツ感は大きいですがラチェットのフィーリングは悪くないんです。(もちろん購入後、すぐに分解しグリスたっぷりにて使用しております。)

ハゼット 863Q T型ラチェットハンドルの使用例 主な使い方は画像(右)のようにエクステンションバーにつないで使用します。もちろんエクステンションバーを使用せず直接ソケットを差し込んでも使えますが、その様な状況で使うことは非常にまれな事かと思います。
短いソケットをくっつけてグルグル回そうとすれば、お手々をゴリゴリ削りそうです。

このハゼットのラチェットは非常に微妙なところで
ラチェットよりは早く回せるものの、T型レンチ程はパワーが無く(掛けられず) また、T型レンチのクルクル早回し出来る箇所に比べれば明らかに作業スピードは劣ります。(イメージ伝わるでしょうか?)
ではどこで活躍するのかと言えば私の場合はソケットサイズ8mmか、10mmのところで通常のラチェットを使って作業出来るところです。(ちょっとだけ早く出来るような気がします。)

結局、持っていることに意義があるラチェットになってしまうのかな~

しかもこのラチェット MAC TOOLS(マックツール)
でも販売されています。
私の知るところだとMACで買った方が安い!でも made in GERMANY なのでハゼットが作ったOEM品かと思います。

2009/04/20追記
何となくアクセス解析をしていると MATCO TOOLS からも販売されているのを発見しました。
品番はそのまま863Qでもこちらはハゼット刻印の物が載っていますo(〃'▽'〃)o
商品生産国も、もちろんドイツ製
MAC Toolsはリンク切れました?廃番?

2007年2月16日金曜日

コーケン 3753SM 3/8インチ マルチラチェット

ko-kenコーケン3753smマルチラチェットコ-ケン製の 3753SM マルチラチェット
差込みサイズは3/8sq(9.5mm)
なんで買っちゃったんだろう?シリーズの逸品であります😁

バイクの整備では、このタイプのラチェットの登場は ほとんどありません。(^O^)
私自身 工具箱の中に入っているだけの物になっております。(まさに盆栽状態)

ko-ken 3753smマルチラッチェット2一応説明をしておきますと ラチェット エンドのスクエア部にラチェットもしくはブレーカーバー、エクステンションバー等を差込み「うりゃ」と「カチャカチャ」回すために使う様です。

もちろん使用方法にはルールは無く、好き勝手に使ってもらえばOKみたいですが、その組み合わせ方法は無限にあるんじゃないですかね( ^o^)
主には車のエンジンルームの奥まった場所に使用するらしいのですが…

ko-ken 3753smマルチラッチェット3 ラチェット本体のギヤの “カリカリ” は結構いい感じのフィーリングで出来ています。
コーケンのラチェットって実は使いやすかったりして(@@;)

スタッビラチェットとして使えば使えないことはありませんが…
おとなしく1/4ラチェットのショートタイプのものを使った方が作業効率が良いことに間違えありません(笑)

このラチェットを普段から使いこなしている人はいるのでしょうか??😊😃


2007年2月15日木曜日

マグネシウムクラッチカバーを使って
XR100モタードにオイルクーラーの取付

SP武川 / Takegawa

まだ、紹介していなかったオイルクーラーの取付け編です。
(正確には取付け後の紹介になってしまいますが…)

基本的に、このAPE/XR系のエンジンにオイルクーラーを取付ける場合、オイルクーラーの取出し口がありませんので取出し方法を何種類かあるうちから選んで取付ける必要があります。
クランクケース前方(オイルライン)に穴を開けOUT/INのパイプを新設 クランクケース前方(オイルライン)に穴を開けOUT/INのパイプを新設</a>する。(基本的に機械加工になるので内燃機屋に出さないと無理=一般的で無いのでおすすめ出来ません。)
②ボアアップキットのシリンダーに付いているオイルクーラー取出し口を利用する。(アップマフラー使用時はオイルラインの取り回しを注意する必要があります。)
③オイルシャワーヘッドを取付けし、その取出しを利用する。
④オイルラインの付いたクラッチカバーと交換する。
の4種類から普通は選ぶと思われます。(その他の特殊な付け方をしている方は私以上の変態です??)

その中から私は④のスペシャルパーツ武川のマグネシウムクラッチカバーを選択しました。
理由①オイルクーラー取出し口がある。(取出しパイプはオプション)
理由②オイルフィルターの追加設計(ノーマルには無い)
理由③オプションでオイルラインにサーモスタットが付けられオーバークールを防げる設計である。(サーモスタット本体はオプション)
クラッチカバーの取付については取説通りやれば出来るので割愛させていただきます。
XR100モタード 自作オイルクーラーブラケット。一応取付け取り外しを考えたステーに仕上げています。XR100モタード オイルクーラーのオイルラインホースの取り回し。実はクランクケースの前を通してホース自体を冷やす事も考えていたりして(笑)XR100モタード オイルクーラーのオイルラインの取り回しは上を通すか?シリンダー前を通すか?下を通すか?であったが、一番無難で効率の良さそうな下側を回しました。
オイルクーラー本体はサーク製4.5インチ10段(デイトナで販売しています。)を選びました。

但し、デイトナで販売されているオイルクーラーの10段のタイプは縦置きではなくシリンダーヘッドの前に付く横置きのスタイルになります。
(APEは縦置きOK!  XR100はシュラウドにあたるのでそれをクリアすれば… でも取付け位置はシリンダヘッドの前です。)
実はこのオイルクーラーの設置する位置はかなり悩みました。
通常販売されている物はシリンダーヘッドの真ん前に付ける物がほとんどでヘッド部を避けるように設計された物は調べる限り無かった。
基本的に空冷エンジンシリンダーヘッドに走行を当てないと冷えないと言う考えから画像の位置にステーを作製しました。
(結構位置的には厳しくてコレより上でも、下でも都合が悪かったのでこの位置に決めるまで結構悩みました。)
ステーさえ作ってしまえばあとはオイルラインホース、ホースバンドでつなげば完成です。
自分ではこの位置はストリートで使うには最高の取付け位置だと自我絶賛しております。(ちょっと言い過ぎかもしれませんね!)

XR100モタードのオイルクーラーコアガードはプロト製。フロントタイヤが小石を跳ね上げてオイルクーラー本体の破損を防ぐ為に付けています。あと武川からオプションで販売されているサーモスタットを取付ければオーバークールの心配から解放されます。前輪から巻き上げる石等からコア本体を守るコアガードはプロト製です。(ネジがメチャ多く取付けるのが ずごくめんどくさいです。)

オイルクーラーについては有るのと無いのでは大違いです。今の季節については、ハッキリ言って無くても良いと思います。
(通常だとオーバークールになる為)
但し、この武川のクラッチカバーにオプションで販売されているサーモスタットキットを付ければ1年中オイルクーラーを取付けたまま(オイルクーラー本体に風よけのカバーを付けることなく)走行出来ます。

オイルラインホースについては
ステンメッシュでアールズのフィティングを使いたかったのですが、ホースを作るのが面倒だった事と、お金が… 重たくなるのでゴムホースで十分です。

XR100モタードのオイルクーラー取付け編でした。(^o^)/~~