2007年2月15日木曜日

マグネシウムクラッチカバーを使って
XR100モタードにオイルクーラーの取付

SP武川 / Takegawa

まだ、紹介していなかったオイルクーラーの取付け編です。
(正確には取付け後の紹介になってしまいますが…)

基本的に、このAPE/XR系のエンジンにオイルクーラーを取付ける場合、オイルクーラーの取出し口がありませんので取出し方法を何種類かあるうちから選んで取付ける必要があります。
クランクケース前方(オイルライン)に穴を開けOUT/INのパイプを新設 クランクケース前方(オイルライン)に穴を開けOUT/INのパイプを新設</a>する。(基本的に機械加工になるので内燃機屋に出さないと無理=一般的で無いのでおすすめ出来ません。)
②ボアアップキットのシリンダーに付いているオイルクーラー取出し口を利用する。(アップマフラー使用時はオイルラインの取り回しを注意する必要があります。)
③オイルシャワーヘッドを取付けし、その取出しを利用する。
④オイルラインの付いたクラッチカバーと交換する。
の4種類から普通は選ぶと思われます。(その他の特殊な付け方をしている方は私以上の変態です??)

その中から私は④のスペシャルパーツ武川のマグネシウムクラッチカバーを選択しました。
理由①オイルクーラー取出し口がある。(取出しパイプはオプション)
理由②オイルフィルターの追加設計(ノーマルには無い)
理由③オプションでオイルラインにサーモスタットが付けられオーバークールを防げる設計である。(サーモスタット本体はオプション)
クラッチカバーの取付については取説通りやれば出来るので割愛させていただきます。
XR100モタード 自作オイルクーラーブラケット。一応取付け取り外しを考えたステーに仕上げています。XR100モタード オイルクーラーのオイルラインホースの取り回し。実はクランクケースの前を通してホース自体を冷やす事も考えていたりして(笑)XR100モタード オイルクーラーのオイルラインの取り回しは上を通すか?シリンダー前を通すか?下を通すか?であったが、一番無難で効率の良さそうな下側を回しました。
オイルクーラー本体はサーク製4.5インチ10段(デイトナで販売しています。)を選びました。

但し、デイトナで販売されているオイルクーラーの10段のタイプは縦置きではなくシリンダーヘッドの前に付く横置きのスタイルになります。
(APEは縦置きOK!  XR100はシュラウドにあたるのでそれをクリアすれば… でも取付け位置はシリンダヘッドの前です。)
実はこのオイルクーラーの設置する位置はかなり悩みました。
通常販売されている物はシリンダーヘッドの真ん前に付ける物がほとんどでヘッド部を避けるように設計された物は調べる限り無かった。
基本的に空冷エンジンシリンダーヘッドに走行を当てないと冷えないと言う考えから画像の位置にステーを作製しました。
(結構位置的には厳しくてコレより上でも、下でも都合が悪かったのでこの位置に決めるまで結構悩みました。)
ステーさえ作ってしまえばあとはオイルラインホース、ホースバンドでつなげば完成です。
自分ではこの位置はストリートで使うには最高の取付け位置だと自我絶賛しております。(ちょっと言い過ぎかもしれませんね!)

XR100モタードのオイルクーラーコアガードはプロト製。フロントタイヤが小石を跳ね上げてオイルクーラー本体の破損を防ぐ為に付けています。あと武川からオプションで販売されているサーモスタットを取付ければオーバークールの心配から解放されます。前輪から巻き上げる石等からコア本体を守るコアガードはプロト製です。(ネジがメチャ多く取付けるのが ずごくめんどくさいです。)

オイルクーラーについては有るのと無いのでは大違いです。今の季節については、ハッキリ言って無くても良いと思います。
(通常だとオーバークールになる為)
但し、この武川のクラッチカバーにオプションで販売されているサーモスタットキットを付ければ1年中オイルクーラーを取付けたまま(オイルクーラー本体に風よけのカバーを付けることなく)走行出来ます。

オイルラインホースについては
ステンメッシュでアールズのフィティングを使いたかったのですが、ホースを作るのが面倒だった事と、お金が… 重たくなるのでゴムホースで十分です。

XR100モタードのオイルクーラー取付け編でした。(^o^)/~~

2 件のコメント:

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    ご無沙汰してます!スイングアーム&クラッチカバー&オイルクーラーなどなど・・・。うらやましいパーツだらけです!夏に向けてオイルクーラーを検討中です!

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  2. xr100-owner2007/02/17 22:27

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    こんばんわです。コメントありがとうございます。Takegawaのボアアップを付けた時に一緒にマルチメーターを付けたのですが、付けると油温が気になって、気になってしょうがなくなります。夏場だとすぐに125℃くらいまで上がり最高135℃まで上がったときがありました。一度上がった温度はゆっくり走行してもなかなか下がりませんでした。クラッチカバーにサーモスタットが取り付けられるtakegawa製カバーは(色以外は)非常に魅力的でした。本文にあるように冷えすぎないからです。全開走行や、ミニバイクサーキットに持ち込みテストなどやっていませんがこのサイズもあればストリートでは十分だと思います。  スイングアームはついつい 勢いで買ってしまいました。

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