2007年4月19日木曜日

ワコーズ V250 SGシリコーングリース
は耐熱に優れたほとんどの場所で活躍するグリスです。

WAKO'S V250 SILICONE GREASE


ワコーズ シリコーングリース・シリコングリス。ほどよい堅さで使いやすいグリスだと思います。 普通のグリスから比べれば、ちょっと高級なグリス。
ちょっとって どの位かと言いますと比べる商品にもよりますが、普通のグリスから考えて2倍から5倍くらいのお値段ですかね?

ワコーズ シリコングリス
(ワコーズの正式名称はシリコーングリース
品番 V250  定価¥2,415

主な用途としてはオイルシールOリングマスターシリンダーのピストンカップ摺動面など ゴムプラスチック樹脂にも有効なグリスであり、使用温度範囲も広く
(-30°~+220°)酸化安定性、耐水性、せん断安定性にも優れたグリスであり、ディスクブレーキのバックプレートにも使用可能です。
(間違ってもブレーキパッドの表面に塗ってはいけません。)

シリコングリスは、普通の万能グリスとうたっているグリスより その効果は長く持続し、エンジンオイルで例えるなら 科学 化学合成オイルとでも言っておけば解りやすいと思います。
使用温度の幅も広いのでエンジン周辺に使用しても溶け出して流れる事はほとんどありませんので、私の場合自分のバイクなら何処でも使っちゃいます。
(オイル分が飛びにくいのでグリスとしての役目も長期間に渡り保持出来ます。)

基本的に万能グリスがOKの場所でシリコングリスが不可の場所は無い。
しいて言えばこのグリスは普通のグリスと比べるとちょっと固いところですかね。

私は、商品の説明にあるようにオイルシールや、Oリング等のゴム、樹脂部品また、もったいないですけど金属部分でグリスの塗布が必要な場所には全てコレを使っています。(ちなみに普通のグリスは持っていません。)

また、ねじ部などのかじりが発生する場所には以前に紹介させていただいた。WAKO'S(ワコーズ) V170 THC スレッド コンパウンド (超耐熱潤滑剤)を使っています。

基本的にグリスについてはこの2つあればバイクいじりには十分だと思っています。


現行のワコーズ シリコーングリースは
V251 スーパーシリコーングリースに変更になっています。
使用出来る温度範囲も-30°~+220°から-40°~280°と大幅に向上しましたね。

 
2007年4月12日木曜日

スナップオンPRH12
コンバーティブル スナップリング プライヤー

Snap-on Pliers, Retaining Ring, Fixed Tip, Convertible, 18°/.038" tips


オートバイいじりに最適なスナップリングプライヤーは? 第3弾  最終章?

スナップオン のコンバーティブル スナップリング プライヤー
コンバーティブル??の意味として「形を変えて使用出来る」や「折りたたみ式の幌(自動車の)」らしいが、
日本語的に言えばリバーシブルの方が解りやすいと思いますが、リバーシブルだと表裏、今回のスナップリング プライヤーは穴軸??リバーシブルと呼んでいいのか?…
また、私自身どちらかといえばアンチスナップオンの為、このスナップリングプライヤーに、たどり着くのには時間がかかってしまった事は言うまでもありません。 (^~^;

snap-onスナップオン PRH12 スナップリングプライヤーは先端部もスリムに出来ていてバイクのマスターシリンダーにも使用可能なコンパクトさがある優れもので1本持つならコレですね。 スナップオン 品番 PRH12 このシリーズの最小のモデルであり バイクいじりには たま~に必要でありますので必要不可欠です。

しかも重要なのは穴用のタイプで軸用はさほど問題になることは多くないはずです。穴用、軸用を1本ずつもっても構わないが、収納面で不利になるので軸穴兼用出来た方が良い訳です。

また、先端の曲げ角度が18°になっておりこの角度が絶妙?とまでは言わないが微妙に良い曲りなのと、先端部分の根元に近い場所までスリムな作りが、かなり良さげで使える工具です。(車両により この細さでも使えないのが有るかもしれません。その場合はご了承ください。)

snap-onスナップオン PRH12 スナップリングプライヤー穴用として使う場合ちなみに使用可能の寸法は軸穴共に1/8インチ~1インチなので、ミリ換算すると3.175㎜~25.4㎜の径の物になります。

当ブログでも紹介した。XR100モタードの ブレーキホース交換 時にマスターシリンダーのピストン部のグリスアップ(オーバーホール)も難なく出来ました。\(^o^)/
snap-onスナップオン PRH12 スナップリングプライヤーの軸用として使う場合
穴用、軸用の切替えも簡単でプッシュボタンを押しながら摘みを回せばワンタッチ感覚で切替えが出来ます。
(切替え時、若干のコツはいりますが、本当に若干です。この機能を考えたヤツ本当にエライと思います。)

まだ、この先もっといいスナップリングプライヤーに出会うかも知れませんが、今現在ファースト スナップリングプライヤーを持つなら実におすすめな逸品です。
snap-onスナップオン PRH12 スナップリングプライヤー。プッシュボタンを押しながらツマミを回せば軸穴の切り替えが簡単に出来ます。まずはコレを買って、ダメなサイズが出てきたら追加で購入する事を考えれば良いのではと思います。
(追記 2007/04/19 先日FTR223のリヤスプロケットを交換する時でっかい軸用のスナップリングが出てきました。おそらくφ60程はあったでしょう。無論使用出来ませんでした。はハはっは…)

このスナップリングプライヤーはココのメーカーで作っているみたいですが知っている人いますか?先日紹介した、macと同じ物もあるし、今回のスナップオンの物も作っています。

スナップリングプライヤーの過去のブログ
BAHCO 2928-200 スナップリング プライヤー
KNIPEX スナップリングプライヤー

2007年3月31日土曜日

Gクラフト リザーブタンクレスキットを
XR100モタードに取付ける

Gクラフト リヤマスター タンクレスキットリヤマスター タンクレスキット NSR50/80用??

見た目でちょこっと気になっていたパーツ
性能には全く影響しませんが何だか付けてみたくなりました。

XR100モタードに取付けるGクラフト リヤマスター リザーブタンクレスキット。本体以外にダイヤフラムとダイヤフラムプレートが必用になります。 リヤマスターシリンダータンクのタンクレスキットなんですが、タンクが無くなってしまう訳ではありません。しっかりとした 削り出しの商品をマスターシリンダーに直接付ける訳です。

ちなみにこの商品単体で買っても取付けは出来ませんので ご注意を! タンク内の部品についてはHONDA純正部品をする設計になっています。商品パッケージを外側から見ただけでは何も書いてありません。

XR100モタードに取付けするGクラフト リヤマスター タンクレスキット
そのまま使うとブレーキフルードが多分?漏れてきます。商品を買って取説を見てから他に部品が必要だなんて… そんな殺生な!です。

この商品と必要な純正部品の品番です。

Gクラフト 品番63515 商品名 リザーブタンクレスキット ¥5,775
→水色  ホンダ純正 品番 43521-KZ4-J41 ダイヤフラムプレート ¥278
→ピンク ホンダ純正 品番 43522-KZ4-J41 ダイヤフラム ¥892

XR100モタードにGクラフト リヤマスター リザーブタンクレスキットを取付けしましたXR100モタードにGクラフト リヤマスター タンクレスキットを取付けるそして毎度の装着前、装着後の画像です。

取付けについては至って簡単で、ノーマルのマスターシリンダーのタンクを止めているビスとマスターシリンダーホース取付ベースのビスを外し溢れてくるブレーキフルードをうまく受け止め交換すればOK!

ブレーキフルードについては こぼれない様に注意!こぼした場合は速やかにパーツクリーナー等で洗浄してください。
また、タンク内にブレーキフルードが無い状態では間違ってもブレーキを掛けてはいけません。(掛けてしまった方はその後にエア抜き作業が待っています。)

ちなみにタンク本体の蓋を止める取付けネジはボタンネジに変更しました。ボタンネジの方が出っ張りが少なく見た目が良いです。

このGクラフトのリザーブタンクレスキットの難点は外からフルードの量が目視で確認できないところ。チェック、メンテナンスを怠ると痛い目に遭いそうですが、リヤなのでたぶん大丈夫だとは思います。でもブレーキなのでパッド残量を目視でチェックすればOKかと

メーカーの商品の説明にはNSR50/80用となっていましたが、国産車のリヤマスターシリンダーは、ほとんどこの形状なのでいろいろな車両で使用出来ると思います。
(但し、タンク本体がどこかに当たる可能性があるのでスペースのチェックは必要です。) タンクの種類はいろいろ有るので自分にあったマスタータンクを付けるのも良いかも。

Gクラフトのオンラインカタログへ (タンクレスキットは右下の方です。)

tokusanへ スカイウェーブには取付け出来ません。m(_ _)m

2007年3月30日金曜日

工具の本 2007 vol.3 ( by FACTORY GEAR )

Dscf37171 工具の本 2007 vol.3
発売は2007年2月21日なので発売から1ヶ月ほど時間が経っていますが紹介します。
発売元は学研ですが、内容は工具ショップのファクトリーギアの社長がほとんど書いている物と思われる。なので同社の店舗の紹介、同社で販売されている商品がメインとなっている。
他の工具販売店の広告は無いし、オリジナル工具のdeen商品は沢山載っている。(工具メーカーの広告はあり 但し、日本のメーカーのみ)

一流(人気)の工具は海外製品が多く、今年の号では「ハゼット、スタビレー、クニペックス、PB」のドイツに行っての(工場見てみて~)取材や、興味本位にはなってしまうが 工具の破壊テスト、コレは実際にシロウトには出来ない事なので「へェ~」って感じで見いってしまいます。(破壊テストはあくまでテストなので強度のみ重視されている方には非常に良い事かと思います。)
但し、工具は強度が全てではないので、うのみにしてはいけません。
私のブログでは見た目の良さも書いていますが、やっぱり工具はフィーリングと使いやすさです。もともとすぐ壊れてしまう様な工具は(一流品では)あまり出回らないはずですから…

¥1,500でこの内容は見応え有りです。

2007年3月29日木曜日

オイル漏れ!おそらくクラッチカバーから?

XR100モタード組付け失敗なのかな編

前回の、ブリーザーパイプの取付後から、リヤタイヤ周りにオイルがついていたのには気づいていたが、そんなにブリーザーからオイルが吹いているのかと半信半疑にはなっていたが、もうちょっと様子を見ようと思いそのまま乗っていました。


クラッチカバーからオイル漏れが発生しリヤタイヤがオイルでダバダバになったXR100モタード そしてキャブセッティングもなかなか進まない中、セッティングも兼ね 約10㎞離れた実家まで移動中の出来事で…
信号待ちで、「セッティングが濃いのかな?」と思いつつマフラーから出る排気を見ながら、視線を真下へ持って行ったところエンジン真下にオイルが5滴くらいこぼれていた。「え~っ」信号待って たかが30秒くらいしかないのに?

結構の量がエンジン下にポツポツと…(;_;)

この日は早々に用件を済まし帰宅。セッティングどころではなかったのが素直なところで リヤタイヤにかかったオイルが遠心力でフェンダー内に飛び散り結構大変な状態?である事は解った。帰宅後、新聞紙を敷いてXRを止めました。 (右のリヤタイヤが写っている画像はオイル漏れ後、4日間放置プレイした後、修理する前の物です。)

XR100モタードのオイル漏れ。画像はクランクケース側よりアップ原因であろうエアクリーナーBOXをまず確認してみる。(?_?)
エアクリーナーBOXの蓋を開けたとたんにオイルがドバッと出てくる事を想定していましたが、意外や意外 いたって綺麗なもので、ココからのオイル漏れでは無い事は判明!ではいったい何処から?
原因はクラッチカバーのパッキンが原因?… (画像はガスケットを交換する寸前の物なので垂れそうなオイルは全て拭き取ってしまっているので解りにくいです。)ココは何度かガスケットを再使用していてオイル漏れをするなら一番思い当たるふしがありました。ガスケットを外した時には結構ヤバ目の箇所がありましたが、断定出来るほどの破れはありませんでした。でもきっとココからだと言う事で一応新品にして組み直しました。

タイヤの遠心力で吹っ飛んだエンジンオイルはいろいろなところに飛び散りました。特にリヤフェンダー回りは気合いを入れてお掃除しました。綺麗なXR100モタードに戻りました。修理後、20㎞程走りました。とりあえずオイル漏れは収まってくれたようですが、若干心配です。
また、オイルが飛び散った周辺のお掃除は大変でしたが、オイルが乾燥し始めてからだと もっと大変になるので早々に行いました。
このオイル漏れの件についてはコレで様子を見ようと思っています。

自分の中ではブリーザーパイプを取り付けた事により、クランクケース内の圧力変化が大きくなりクラッチカバーのガスケットが逝ったの?と思うフシも有り、コレで止まってくれなかったら どうしましょ (-_-メ)