2022年1月20日木曜日

自転車ホイールベアリングの分解、組立時に必要な特殊工具

自転車の内装3段ギアやホイールベアリング分解時に必要になる工具のお話し

いわゆる “玉押し” とい言われるナットの押さえ工具で、自転車の特殊工具のひとつ。
玉押しは、ホイールベアリングの調整ナットであり、調整方法はナットを回すだけの単純な操作です。
※ココの調整には経験と勘が必要で奥深い調整部分。

調整と言っても、ダブルナットの押さえ用なのでそれ程トルクがかかっている箇所でもないのですが、玉押しの構造上この工具が無いと分解出来ませんし組上げられません。

レンチの名称はハブコーンレンチ
対辺のサイズとしてはフロントが14mm、リヤが14mmと15mmです。
※ヤマハ PAS Natura-L-Deluxe 2016年式調べ


玉押し(ベアリング球押さえ)ナットは工具をかける部分の厚みは3mm程。
それに合わせた薄いレンチで厚さは2mmとペラペラな仕様。
その厚みでもこの工具、高トルクをかける部分ではないので
シャフト側のネジが錆びていない限り工具が壊れてしまう事はまず無いでしょう。

実際にフロントホイールの “玉押し” を押さえているところと
“玉押し” を外してシャフトを抜き、ベアリング剛球を組んでいるところ

※分解時ベアリング球の紛失にはくれぐれもご注意くださいね。

本当は初PARKTOOLを狙っていましたが、2個(2サイズ)買わないといけないのが解り、コスパのいいTONEにしました。
※この工具はそれこそ自転車のハブ分解専用工具で他に使い道がありません。TONE以外にももっと安い工具はありますので工具を選ぶ楽しみもあるでしょう。
※ハブコーンレンチは ペダルレンチ の代用として使用出来ません。ご注意ください。

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