このトルクレンチは、むか~し昔に入手した逸品であり、今後も使われる事は無いと思いつつ、イザと言う時の為に工具箱の中で保管中である。
購入は20ウン年前で、身近にあった物で性能が、どうにこうのより必要に応じて入手した。
ヘッド交換式と言っても使用するヘッドは、ほとんどがラチェットヘッドでたまにメガネヘッド(2サイクルエンジンのシリンダー)を使った程度です。
ヘッド交換型のメリットとしてヘッドを180°回転させてセットすれば逆ネジにも対応します。
基本構造はプリセット型と一緒なので特別気を遣った使用方法もなく、指定したトルクに達すると首が「カチン」と動くタイプである。
KANON=中村製作所
形式 450LCK
全長 280㎜(単体) 335㎜(ヘッド含む)
実重量 382g (ラチェットヘッド含む実重量518g)
測定範囲 1.0~4.5kgf・m
精度 (±3%?)現行モデルじゃないので解りません。
測定時にプリセット型のトルクレンチは各メーカー共に
①グリップの中心を握る
②グリップに対し垂直に作動させる
が基本の様です。(右図参照)
決してグリップエンドやボディ中心を握って測定してはいけないと言う訳である。
20年前と言いますと測定単位はもちろんkgf・m
kgf・m と現在の N・m は似ているようで似ていない
(サービスマニュアルにはだいたいkgf・m表示もしてあるので、あまり関係なく使っちゃいますけど)
換算表示がすぐ出来るwebって結構ある物です。(小野測器リンク)
トルクレンチの保管について
プリセットタイプを生産しているメーカーのトルクレンチは全てにおいて使用後、測定の目盛りは最小まで戻し保管となっています。
私はそんな事ははじめから知っている余地もなく、使いっぱなしであった事は言うまでもありませんでした
(その昔、知らないで放置していたら先輩に怒られました。)
但し、ここまで時間が経過したトルクレンチは校正検査が必要かもしれませんね。
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