ファコムの名前を日本(世界?)に広めた? ラチェットレンチの
ファコムの161シリーズ・ラチェットは72枚ギヤの(外歯式ラチェット)見本?代表的存在で、この後 他のメーカーも こぞって72枚ギヤのラチェットをリリースしてきた程 ファコムの72枚ギヤのラチェットは売れに売れていた様である。(売れたと言ってもどのくらいなんだろうか?)
通常?72枚ギヤのラチェットは
「大きなトルクがかけられない」→ギヤが小さいので割れる? とか、
「ギヤ飛びがある」→ギヤが細かいので うまく噛み合わない? とか
内歯式のラチェットを購入しようかどうか悩んでいる方は多かったはずであるが、私が購入を決めた時にはすでに3年以上使用していたオーナー(友人)がいたので、その様な心配は全くなかった のも購入に踏み切った要因のひとつである。(その友人は今も使っているから10年は使っている)
メーカーでは17枚の内ギヤーが噛み合う為、力が分散されるとなっています。
私が分解して目視した限りでは4~5枚程度しかギヤ部は噛み合う構造になっていませんでした。
が… 72枚ギヤのカリカリフィーリングは最高です。(^_^)
それではラインナップの紹介
パームコントロール ラチェット
R.161 1/4"ドライブ 全長124㎜ 重量120g(実測103g)ラジオレンジ シリーズ
J.161 3/8"ドライブ 全長179㎜ 重量200g(実測213g)ジュニア シリーズ
S.161 1/2"ドライブ 全長254㎜ 重量510g(実測509g)スタンダード シリーズ
今回は、ラチェットの重量の実測をし、カタログ公表値と一緒に載せてみました。
意外にカタログ値はあてにならない=素直に信じてはいけない事も解りました。(^_^)
まず先に、このパームコントロール ラチェットはヘッドの上面を押さえつけたままラチェット作業が出来るのがメリットのひとつである。(上部の円状のメッキパーツはフリーになっており共周りしない構造になっている。)
←これ友人のヨッシーに聞いた話 😁
R.161 の1/4"ドライブラチェット
コンパクトさと HAZET 863F より一回り大きいグリップが良い。
J.161 の3/8"ドライブラチェット
このラチェットが大ヒットして日本でのファコムの名前が売れた源にもなっているだけあり、使い勝手も申し分はない。
もちろん72枚ギヤについては、ハゼットシリーズとは違ったフィーリングがありますが、どちらが良いとは何とも言いようがありません。(グリスアップ後はHAZETの方が軽い動きになるのは間違えないのですが)一番驚いたのが1/4"と3/8"はギヤの内部寸法が一緒であった事である。
S.161 の1/2"ドライブラチェット については過去のブログをご覧下さい。
その① 1/2" ラチェットレンチ比較
その② 12.7sqソケットレンチ
ラチェットの長さ、グリップの太さについては個人差があるので購入前にフィーリングは必ず確かめて頂きたいと思います。(買った時は良くてもその後に後悔した事が何度かあります。)
そして、普段 お気に入り で使っているラチェットが
R.161のラチェット本体にJ.161のドライブを取り付けた
R.161改の3/8"ドライブのラチェットです。
この改造はメチャクチャ簡単でJ.161のドライブ部分(品番J.151AR)だけ新規に購入し、組み替えるだけです。
R.161改 3/8"ドライブ
全長124㎜ (重量・実測値113g)
組み替えるだけなのですが、コレが最高の使い心地であります。(^_^)
画像を見て頂ければ解りますが、ちょっと頭でっかちの感はありますが、軽い操作感といい3/8"で全長124㎜はある意味使い勝手は最高です。(R.161スペシャルの方が呼び名はいいかも…)
ちなみに ワールドインポートツール や 北川商会 で販売されております。
最後に 私の持っているラチェットは今のところ問題ありませんが、ファコムこのシリーズのラチェットはグリップが抜ける事があるようです。
抜けた時は綺麗に脱脂してボンドで止めるしか無いようです。(^_^;
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