このレンチはコンビネーションレンチの中でも変わりネタですが、素早くナットを回す事を考えて作られたレンチで、
その名も「ファーストアクションレンチ!」
画像を見ていただければ、ある程度お解りかと思いますが、オープンエンド部が特殊な形状をしてボルト・ナットを早回し出来る様に設計されたレンチです。
このデザイン過激で最高ですよね!
facom のメーカーうんちく
コンビネーションレンチの利点である小スペース性とラチェットレンチの利点である連続回転作業を合わせ持った画期的なレンチです。
従来のコンビネーションレンチのように、締付け、緩め作業の1ストロークごとにレン チをボルト・ナットから引き抜くことなく、ラチェットのように連続的な作業が可能です。
またオープンエンド部分は、通常タイプより1ヵ所多い3ヵ所の支点でボルト・ナットの’面’を捕らえるため、パワフルにトルクが伝達され、しかも、ボルト・ナットを傷める事もありません。
(ホント かっ?…)
でも 今は売却してしまって手元にありません。
ん~ 何で手放してしまったんだろうか?
…やはり理由はあります。
安直に使わなかったからです。
使わなかったといっても、全く使わなかった訳ではありません。
数回は使いました。→イライラしながら
通常「このネジはあのレンチで回そう」と考えながら工具を手に取りますが、このファーストアクションレンチが、その選択に出てくる事があまりに少なかっただけです。
このレンチは、構造上トルク(パワー)を必要とする場所には多少不安がありました。
上記のイラストでも解る様に締付け時は3点支持の構造で出来ていて通常のオープンエンドのレンチと違い常にナットにレンチが奥まで接していないと空回りしてしまう点です。
それと一番の欠点として 当たり前の話だがオープンレンチだという事!1ストローク最低60°の角度で(次は120°その次は180°…)回さないといけないのがいけない。
(-_-;)
早回しをしようと思えば思うほどゆっくり回していました。急ぐと空回りしてしまうのです。(急いで回そうとすると1ストローク以上、以下の角度で回そうとしてナットに引っかからないのです。)
早回しって大変です。要領をつかめば使いやすいのかも知れませんが…
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