2006年12月1日金曜日

XR100モタードにヨシムラ トライコーン
チタンサイクロン R-Spec マフラー を取付ける

YOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-Spec MUFFLER

いろいろなホームページやブログを拝見させていただきましたがこの「YOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-SPEC MUFFLER」はサイドカバーを切らないと付かないとか?テールカウルを引張らないと付かないとか?解りやすくUPされている方がいなかったので、自分で買って取付けてみました。参考になればと思います。

YOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-Spec MUFFLERYOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-Spec MUFFLERYOSHIMURA Tri-Cone TITAN CYCLONE R-Spec MUFFLERまずは お決まりの交換前の画像です。ポイントとしてはのサイドカバー部の取り付け部のすき間がどれくらい空いてしまうのか??それと今回交換する気になったのはのサイドカバー内にあるべきサイレンサーが無いと見た目がイマイチ?だった物で… どこかでスリムなサイドカバーが販売されていれば良かったのだけど

xr100モタード用ヨシムラEXパイプ
交換する前にEXパイプS-SPECとの比較です。
パイプ長としてはS-SPECの方が1.2~1.3倍くらいあるでしょうか?
性能面から見ればR-SPECよりS-SPECの方が良いかも知れませんね。
4サイクルエンジンのマフラーはテーパータイプになっている方が性能が出るような気がします。

取り付けについては整備性を考えて取説を無視して作業していきます。(付属品で付いてくるカラーを使わないで取り付けします。)
xr100モタードのテールカウルの加工xr100モタード ヨシムラマフラーステー 取説ではマフラーの取り付けブラケットがテールカウルの内側に入ります。(ちなみに またまた勝手にリンクしちゃいますが H-DESIGNさん は取説通りに付けられていますのでご参考までに)
早速マフラーステーを取付けるとテールカウルに接触してしまうのとテールカウルを固定するボルトの穴位置がずれているので、このままではテールカウルを外す度にマフラーステーを外さないといけません。もちろん穴は拡げて取付けます。

XR100モタード純正の固定ネジは使用不可!XR100モタードのヨシムラマフラー取付け、付属のビスは説明書通りに使いましょう。 整備性を考えてマフラーステーの固定用ボルトはノーマルの物をそのまま使用しようと考えていましたが、マフラーバンドに当たってしまうので(左側の画像はマフラーバンドはまだ完全には締めていません。)付属のボタンねじ、マフラーバンド側も同サイズ(使用する工具)の物に変更。

この時点でサイドカバーがどのくらい浮いてしまうのか?また、サイドカバーを加工すれば取り付け出来るかの確認をしました。
xr100モタード サイドカバー1xr100モタード サイドカバー2xr100モタード サイドカバー3
サイドカバー前方の取り付けビス部はクリアランスは結構大きく見えますが(15㎜程あり)手で軽く押すとそのクリアランスは無くなります。むしろサイドカバー後方のグロメット取り付け部のクリアランスの方が問題です。(おそらく3㎜はあります。)こちらはサイドカバーとサイレンサーのエンブレムが当たってしまう部分の中にマジックで引いた線くらい削れば何とかなるかなぁ?って感じであったのでその線で作業を進めていきます。

XR100モタードテールカウル部分マジックで[けがいた通りにステーの干渉する部分を削って行きますXR100モタードのヨシムラマフラーステーを加工し、ステーを外さなくてもカウルが取り外せるように加工します。XR100モタードのサイドカバーの折返し部分はほとんど削りましたXR100モタードのサイドカバーの隙間は気にならないくらいに収まりました
そしてこちらが穴加工されたステーとテールカウルになります。
ステー の穴加工はボルトが外せる範囲で拡大しました。
これでマフラーはつけたままテールカウルの取り外 しはOKです。また、同時にテールカウルとマフラーステーが接触する部分も削りました。

キタコ シリコンシートを貼付けたXR100モタードのサイドカバーサイドカバーについては結局折返しのぎりぎりまで削りました。(上のマジックで引いた線より現物合わせにて多少大きく削りました)
また。サイドカバー後方のグロメット部分のクリアランスも見事?(なんとか?やっと?)ゼロになりました。
サイドカバーとテールカウルのラインはノーマルよりきれいにすき間が無くきれいにいきました。

サイドカ バーとサイレンサーが接触してしまう部分はサイドカバーの内側に シリコンシート(キタコ製¥840) を適当なサイズにカットして貼り付けしました。
ちなみに画像では解りずらいですが、後ろ側は2枚重ねて張ってあります。(1枚のままだどサイドカバーと直接接触する部分があったからです。)このシートめちゃくちゃ張りやすいし加工しやすいです。但し、サイズのわりに値段がちょっと高めです。

そして完成です!

xr100モタード サイレンサーとサイドカバーのクリアランスキタコのシリコンシートを貼った事で若干クリアランスが出来ているように見えますが、実際は当たってます。でもこれでサイドカバーが変形する事はないと思いますが、何かありましたらまた書きます。

結局このマフラー開発当初はサイドカバー内に収まる様に設計されていた物と思割れます。
まっ いわゆるやっつけの仕様変更ですね。
また、通常の丸サイレンサーとEXパイプが一緒のことからトライコーンサイレンサーだと収まりきれなかったのでしょうか?
私の見た目ではこのサイレンサーでも設計次第ではサイドカバー内に収まるのではと…

最終的には まあまあ うまくいったのではないかと… でも、エキパイについているヒートプロテクターの「ヨシムラ」のデザイン文字 個人的にはかっこ悪すぎであると思う。

※おまけの小技
xr100モタードのエキパイ熱伝導を防ぐガスケットワッシャー付属のエキパイに付いているヒートプロテクターの固定はスプリングワッシャー+平ワッシャーを使っています。この状態ではボルトからの熱伝導でせっかくのヒートプロテクターが熱くなってしまいます。画像のガスケットワッシャー+ウェーブワッシャーに変更して取付けます。だいぶマシにはなるはずです。 パーツはYAMAHA純正の物ですがパーツナンバーを書いておきます。
4BD-14766-00ガスケットワッシャーX4個
90206-06090ウェーブワッシャーX2個
(価格はいずれも1個57円 2006.11.25現在)


2007/08/11追記
ヨシムラからトライコーンのカーボンエンド(ドライカーボン)の新サイレンサーが発売になりました。サイレンサーのエンド部の形状が少し変更されているようですが、ヒートプロテクターもドライカーボンに変更になりました。そっちの方が欲しいです。
でも30万円のバイクに8万円のマフラーって・・・・  どうなの?